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フィリピン ボホール島 GOODダイブショップ ダイビングログ

♪ダイビングショップ ログ歴史をご紹介します♪

海には、いろんな顔があり、良い時もあれば悪いときもあります。
ガイドも自分達の資料として残していくそんなページです。
地球は生きている、天候もそれに合わせて変わってきています。
資料を蓄積することで、ボホールの海を本当に理解して行きたいと思います。
ゲスト様の時期選びの参考などにして頂けますと幸いです!

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200011月のダイビング記録


11月の海の状況

11月1日 スミロン島 快晴べたべた 透明度30m

今日はドゥマゲッティー行きの初日スミロンである。
車で2.5時間ほど走って、リロアンでボートに乗り込み、20分で
スミロン島まで来た。
天気も良く、気持ちの良いダイビングだった。やっぱりスミロンは
気持ちよく、のんびりダイビングするのに向いていると思うのである。
透明度がよいのがかなり嬉しい。が、、特にこれという魚なし、、

前回、腹痛の為に行けなかった、アポ島へ、スミロン島で1ダイブの後に
移動したのである。中3日でアポ、スミロン、バリカサグ、ペスカドールを
潜りたいときは、このスケジュールになる。
途中まさかのスコールに遭い、、ちょっと海が荒れたが、スコール通過後回復。
アポ島では、サンクチュアリ、、とマムサを潜った。
アポ島サンクチュアリのクマノミ城はかなり久しぶりだった。ただのハマクマノミであるが
これだけ群れたら壮観である。これを見るといつも、オーストラリアの
レッドアンドブラックアネモネフィッシュを思い出す。それもハマクマノミの
オーストラリアバージョンで、同じ様な群生をする。
が、、個人的にはこちらのクマノミ城の方が好きである。
マムサポイントのマムサはフィリピン語でのギンガメアジである。ここのギンガメアジは
かなり100パーセントに近いと言っても過言では無い程、必ず見れる。
今回は、かなり婚姻色のギンガメが多く、ちょっと群がばらけていたが、、
なかなか壮観であった。婚姻色が強いときはどうも群がばらける傾向がある。
マムサポイントで俺が好きなのはここの流れである。いつも気持ちの良いドリフトが
出来るので、個人的に好きなのである。

11月2日 スミロン 快晴 べたべた、、しんじ激怒!!

今日は本当はバリカサグに行く予定であった。が、、先日のアポ島から帰ったあと
気象情報がFAXで入っていたのである。どうやら昨日の風は、、温帯低気圧、、
の影響だったらしい。気象図を見ていると、前回見たのと同じコースをたどっている。
前回、低気圧は通過したと思いペスカドールへ行って最後、大変だったので、、
おそらく今回も、そうなるだろうと思い、、今回バリカサグ行きを辞めて、スミロンに来たので
ある。が、、、、、、、、、、、、、、、、くそ!!!天気バッチリ、水面べたべたであった。
その温帯低気圧は、、台風となり、時速60キロの速度で、あっという間に通過したらしかった。
今日は絶好のダイビング日より、、ああ阿、、バリカサグ行けば良かった。
本当に天気は難しい、、、何事も経験だよな、、、、
今日はビーチフロントで1m級のヨコシマサワラを見た。かなり接近できたので
ちょっとラッキーと言った感じであった。海は良く。天気も良かった、、、、チクショウ!!

11月3日 ペスカドール 快晴 水面鏡状態、 べたべた!!

ビバ!!ペスカドール!!今日は先日バリカサグを外したので、意地になって
ペスカドールまで来た。海のコンディションは考えられる中で最高であった。
セジロクマノミのちょっと変な奴、、頬に点のある奴を見たあと、30mの穴に
行ってきた。久しぶりにホワイトチップリーフシャークを見た。
でも今日の主役は、ホールでもサメでもなく、5mの綺麗な珊瑚達であった。
波も全くなく、光が注ぐ中にある珊瑚。マジに綺麗であった。
いつも珊瑚の中の、小魚を探す俺であったが、今日は、、のんびり珊瑚を
眺めていた。やっぱり、、珊瑚を見ているのは気持ちがよい。

11月6日 快晴、 ダイビング無し、、

今日はダイビングをしているわけではないが、、先日ひろさんが
世界の海水魚のでっかい、本を持ってきてくれていたので、、お魚研究???
いや、、ただ読んだだけである、、でも、ちょっとした発見があった。

ただのスズメダイであるが、、どうも尻尾の所の黒い柄が気になっていた、、魚、、
名前がブラック・パッチ・ダムゼルと言うらしい、、、
それと、、デバスズメダイとよく似た色なのだけど、、背鰭、尾鰭のラインが黄色い
魚、、アサドスズメダイ、、と言うらしい。
英語の本で、ブラックテールサージェントと載っていた魚に、ローレンツィーズサージェントと名前が付いていた。
ヨコシマクロダイの幼魚はよく見るのだけど、、成魚の写真を見たことなく、、
どれが成魚かわからなかったが、、やっと写真があった、、、水中で成魚を
フエダイなどから見分けるのは、、難しそうである、、
いま、、エイジャーデムワーゼルと呼んでいる、ソラスズメダイに似た魚がいるが、、
どうして、これだけ、、デムワーゼルなのか、、と思っていた。
理由が分かったわけではないが、、スズメダイなのにデムワーゼルと呼ばれている
魚たちが他にいることが分かって、、ちょっと安心してきた。
スズメダイは、大体ダムゼルと言う名前が付いているのがほとんどであるからである。
今日、名前の分かった魚は、、決して目立たない、でもいつもいる魚たちで、、
そうそう、お客さんにあの魚はなんて言う名前ですか?時聞かれることすら、、
無いであろうが、、ちょっとその魚たちの名前が分かって、今度あうときは
俺としては親近感が持てる可愛い魚たちとなるのである。(自己満足)

11月7日~11月18日 IDCコース参加!

プランテーションベイというリゾートにて、インストラクターの卵達と、勉強の日々
天気は全体的に良かったが、夕方毎日激しいスコール。
風も北風が強くなってきた模様。
海には2回入ったが、、ちょっと波が高かったかな、、、
ホソスジマンジュウイシモチを見て、、ちょっと嬉しかった。

11月19日 バリカサグ 晴れ、風少々、波なし

久しぶりに、ボホールカンバック!!
マクタン滞在が長かったので、チョとダイビング欲求不満気味!
燃えていきましょう、バリカサグ!!
とりあえず、風を見ていると、既に完全に北風に変わっていた。
ポイントとしては、カテドラルと、ブラックフォレストの一部に少々波がある程度
1本目はサンクチュアリにエントリー、ハタタテハゼ、ニチリンダテハゼ、アヤコショウダイ
チョウチョウコショウダイ、ニセクロホシフエダイ、、イナズマヤッコ、カザリスズメダイ
等々、、おきまりの面々は、元気に暮らしていた、、ちょっと一安心して、、
いつも必ず小グループであるがギンガメアジのいる地帯へ、、、一匹、二匹
とギンガメアジが現れる、、、これは群が登場する、前兆なのである。
が、、、、、、、、、、、、、、
何故か、その前兆だけで、本隊登場せず、、、
まあ、2本目にブラックフォレストにはいるので良いか、、と思いエキジット。
エキジットのちょっと前に激しいスコール、、、、上がりたくなかったので、、、
雨が止むまで安全停止、、、、およそ60分入っていた。
2本目の前にランチを食べて、ブラックフォレストにエントリー!!
透明度もなかなか良く、ムレハタタテダイ、イエローバックフュージュラーは
相変わらず、美しく群れていた。ギンガメがいつもいるところに、ちょっとした群が、、
遠目に見るとすっかりギンガメアジ、、スレートにギンガメアジと書いて準備していたが
なんと、、、イスズミの大きな群であった、、、、ちょっと感動と、、ちょっとがっかり、、
そのまま、、何もなく、バリカサグダイビングは幕を閉じてしまった。
あ、、ちょっとだけ、ヨコシマサワラがかなり近くをくるくる回っていた。

ちょっと待って!!!といった感じ!
ゲストはリピーター様。大物はかなり見尽くしているので、とりあえず興味なし、、
だが、、、今度28日からダイビングワールドの取材が入ることになっているのである。
去年の悪夢が蘇る、、、、また、取材に来るときには、大きい物は何も出ないのであろうか?とりあえず、またバリカサグに行く予定があるので今日は素直に撤退した。

11月20日 カビラオ 朝快晴 カビラオ上空雨雲、、昼から晴れ 水温29度

今日は朝起きてみると、本当に気持ちよく晴れ上がっていた。
なかなか、絶好のダイビング日よりとスタートしたが、、あれがカビラオ島ですよ
と、見え始めた頃、、、カビラオ上空に立ち上る、豪華絢爛な雨雲、、、、、、
あと5分でライトハウスというところで、スコール!!!この野郎!!
しかし、上級者そろいのメンバー、とりあえずエントリーしてしまえということで
エントリ。流れも少々、、そう、、今日はいつも使うブイが流されていた、ちょっと
中途半端な所からエントリー、ラ・イーストリアからライトハウスに流した。
ライトハウスでは、30mの所の透明度はかなり良く気持ちよかった。
中にはいると、流れは緩く、楽にトウアカクマノミまでたどり着いた。
とうとうトウアカクマノミの卵がハッチアウトしそうである。
卵の中に黒い二つの目が見え始めたのである。
次に行くときは、もしかしたら、子供達は泳ぎ始めているかも。
ちょっと楽しみ。昼からは天気が良くなり、海もべたべた状態。
サンクチュアリ側の透明度もかなり上がってきた。これからは
タリサイ側がちょっと荒れてくるが、俺のお気に入りポイントのサンクチュアリ
サウスウォールが絶好のコンディションとなる。

11月23日 パミラカン 快晴 風少々、波少々 透明度が悪かった。

今日はパミラカン、先日のカビラオも透明度はまずまずだったので、
ちょっと期待大。ポイントに着くまでは、波もなくべたべたであったが、、
あれ?ブイの近くになって、ちょっと波が高くなった。だが、、エントリーしたら
問題なし、と判断して、速攻エントリ!
があああああんん??
何だこの濁りかたは???透明度約7m、、、、
雨が降ったあとなど、浅瀬に関しては、これくらい濁ることはあるが、、、
20mの棚でも、ちょっと気合いが入って濁っていた。
透明度が売りのパミラカンなのに、、、気を取り直してバラクーダ、ナポレオン探し、、
左右7mずつ14mの範囲以内に以内ととても探せない、、、
いた!!バラクーダー!!だけど1匹、、きっと群の先頭だと思ったが、、、
やっぱり1匹だけだった。しっかり太った大きな個体であったが、やはり迫力はない、、
その後デカイナポレオンフィッシュもであったが、、、やはり近くに寄れず、、
ちょっと残念であった。
2本目にはサンクチュアリに入った。スミロン島のサンクチュアリを思わせる
珊瑚の群方である。地形も面白く、のんびり潜った。
今日は、これといった物がいなかった、、、ちょっと残念。
その後はドゥマロアンのビーチで休憩後、ジプニーでトロピックまで帰った。

11月22日 アロナ 朝曇り 昼間は真夏日和、 その後スコール、そして今曇り
何じゃ??忙しい天気やな!!

今日はアロナビーチへ、朝出発するときはまだ曇っていたが、
車に乗り込んだあとはすっかり天気が良くなり、ダイビング中は、真夏日和であった。
マジに暑かった。しかし!!今日はちょっと気が付いたことが、、とうとう水温が28.9度
を示していたのである。シンジのサーモメーターは危険信号を発した、、、
既にイエローゾーン突入体制である。このまま水温が下がっていくと、、、
水温27度になった時点で、しんじの安全装置が働き、おそらくダイビングモード
に入らなくなるであろう。今日は天気が良かったので、問題なかったが、、
究極のリゾートインストラクターとしては、水温の低下は大問題である。
昨年は運良く最低27度のラインを守ったが、、、今年は如何に??
ボートの上は暑く、水中では寒くなってきた、今日のアロナでは、、
とりあえず、ヒレナガネジリンボー、ミスジスズメダイ、スミレナガハナダイの雌
ペリクリメネスコロンレンシス(名前は長いが、イソギンチャクカクレエビ)などを
深場で見て、その後、浅瀬のショウガ珊瑚の群生をのんびり泳いできた。
ショウガ珊瑚、、、今はちょっと真剣である。まだ見ぬ恋人を捜すような気持ち、、
意地でもビクチャードラゴネット!!ニシキテグリすら見つからず、、それなら、、
オオモンイザリウオと頑張ったが、、無論虚しく、、可愛いヒレナガスズメダイの幼魚と
だけご対面。パミラカンほどではないが、アロナも今日は透明度が悪かった。
約15mくらいかな???明日はバリカサグ!!さて如何に??

11月23日 バリカサグ 雨のち快晴

今日は到着のゲストを待って、バリカサグへのスタート。
ゲスト到着時間は、まさに快晴、暑い一日が予想されたが、、
バンカーボートにのって30分ほどで、雨雲と遭遇!!抜群のスコールを浴びた。
時間にして、20分ほどであったが、、かなり凄かった。
バリカサグに到着すると、水面べたべた状態にまでなって、かなりいい天気になった。
とりあえず、サンクチュアリ、ハタタテハゼ、カザリスズメダイ、ニセクロホシフエダイ、
イナズマヤッコ、を眺めつつ、さてさて、ギンガメアジ、、今日はいるかな??
ハイ、、ちゃんといましたよ。MR、N氏、、頑張ってしたから写真を撮ろうとしたが、、
水平移動で、写真を撮りに行った、MR、Kの一本勝ち!!
K氏が写真を撮った瞬間、深場に逃げてしまった。その後は、ブラックフォレストに入ったが、、
今日はイマイチ、、魚の群も少々薄目、、、期待のバラクーダー、ギンガメ、
カスミアジ、、、姿を見せず、、、さてさて、、どこに行ったのやら、、、

11月24日 パミラカン。快晴、べたべた。 水温29度、、ぎりぎり、、

今日はパミラカン、前回濁っていたので、ちょっと心配だったが、、
今日はバッチリであった。透明度も回復してきて、ちょっとご機嫌だった。
そして、、久しぶりに、バラクーダーの群にご対面。
最近、パミラカンのバラクーダーは食われたのでは、、と思うほどいなかったが、
無事な姿を見て、かなり嬉しかった。
サンクチュアリでは、ゴールドスペックジョーフィッシュ、ピクチャードラゴネット
探しを頑張るが、、マンジュウイシモチ止まり、、、
ソフトコーラルと、ハードコーラルがかなり綺麗な最近のお気に入り。

11月25日 カビラオ 快晴べたべた。

今日は朝から抜群のコンディション。ライトハウスも、すっかり透明度回復した。
ハタタテハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ニシキアナゴ、アキアナゴ、、トウアカクマノミ、
とりあえず、お決まり物はちゃんと押さえた。期待のトウアカクマノミの卵、、、、
すっかりハッチアウト済んだようで、、、何にもなかったよ、、見たかったな、、、
タリサイ側もべたべたで、ハタタテハゼ、スパインチークアネモネフィッシュ、
マンジュウイシモチ、、などを見てきた。
3本目は、天気が良かったので、サンクチュアリ横に行った。
天気がいいと、ここの珊瑚達は抜群に綺麗に見える。
はるちゃんのリクエスト、オドリハゼを探して、一安心。さすがはるちゃん、
ちゃんとデジカメに撮ってくれたよ。近日中に、ホームページアップの予定。

11月28日 ダイビングワールド取材陣到着、、台風と一緒に。

ダイビングワールドの取材陣、福田さん、高砂淳二さんが、台風ともにフィリピイン
到着、今回はボホールがメイン、、、さて明日はカビラオの予定であるが、、
さて如何に、、、

11月29日 ボホールエリア シグナル NO1、、、、

これは、台風危険度1と言う意味、、、、そしてカビラオ撮影はなくなった、
一行はまだ行ったことのないと言う、ペスカドールへ、、、
気合いを入れて待っていたしんじと美香はお留守番、、
風もなく、ちょっと雲の多いマクタン、、、本当に台風きてんの???

11月30日 ボホールエリア、 シグナル3 セブリアシグナル2,、

なんだ???この台風!!!!怒怒怒怒怒!!!
いつもなら、1日で余裕で北に抜けるのに!!!!
どうやら横歩き、、それも時速19キロ、、、
今日は取材中止、、、福田さん、世界の高砂淳二さん、、昼からビール、、、
ボホールスタッフ、、すねて、お休み、、、
天気は雨が降っていただけ、、至って風はなく、、、
だが、、ボート出発禁止、、、

明日から12月だというのに、、、季節外れの台風迷走中、、、
本当にむかつく台風、、、、

今回の主役は待ちに待ったボホールなのに!!!!
季節外れの台風が来るのは仕方がない、、が、、よりによって、、
この時期じゃなくてもいんでない!!

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