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フィリピン ボホール島 GOODダイブショップ ダイビングログ

♪ダイビングショップ ログ歴史をご紹介します♪

海には、いろんな顔があり、良い時もあれば悪いときもあります。
ガイドも自分達の資料として残していくそんなページです。
地球は生きている、天候もそれに合わせて変わってきています。
資料を蓄積することで、ボホールの海を本当に理解して行きたいと思います。
ゲスト様の時期選びの参考などにして頂けますと幸いです!

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20005月のダイビング記録

フィリピンの海 最新情報!

5月の海の状況!!


総評

やってきましたゴールデンウィーク!!
さすがのボホールもたくさんのお客さんが来てくれて、
ガイド陣は張り切ったのである!!

海の状況に関して、毎日快晴、夕立もほとんどなし、、水温29度、水面べたべた、
これだけの良いコンディションがほとんど崩れることなく、続いたのは
初めてでないかと、俺は思っていた。

バリカサグに関して、

ギンガメアジ、バラクーダの遭遇率は、トップ。中にはどちらかを外したお客さんは
居たけど、見たお客さんは、最大級のギンガメ、バラクーダの群にあうことが出来た。
時期によってはさすがに、ガイドが一生懸命予想を立てて、、それでも外してしまう、、
なんて事もあったが、この時期はほぼ99%の確率で大物に会えるといえる。
海のコンディションも最高だったので、ボホールからの所要時間は50分であった。

カビラオに関して

カビラオ、、透明度がかなり上がってきた。元々透明度は良くないこのビサヤエリアの中
で、ライトハウスの水深30mの棚で30m以上の透明度であったり、
サンクチュアリ横、サウスウォールでも30mの透明度を維持した。
この時期、カビラオのバラクーダの出没頻度が非常に高くなった。ここの群は最初
小さな群だと考えていたのであるが、、5月15日に行ったとき、、、
60匹以上の群が、50m付近から急浮上してきて、30mの棚にいた俺達の
すぐ脇を垂直に上昇し、20mくらいの所から、70m付近まで急降下、、していったのである。こんな迫力のある、バラクーダのシーンを見たのは初めてで、本当に感動した。
バラクーダは浅瀬にしか居ない、、と言う考えが吹っ飛んだのである。
小物も完全に定着して、ヒレナガネジリンボーのペア、ニシキアナゴ、アキアナゴ
オドリハゼ、スパインチークアネモネフィッシュ、トウアカクマノミ、ハタタテハゼ、
ペリクリネメスコロンレンシス(カクレエビ)、ホワイトラインコームトゥースブレニ
ツースポットブレニー、などが見ることが出来る。

アロナビーチ

この時期アロナビーチにもよく行った。10匹以上のヒレナガネジリンボーが居て、
ここで、粘っていると、時々だが、ランドールズ・ピストルシュリンプと
ご対面できるようになってきた。その後ハタタテハゼ、スミレナガハナダイの雌、
ブラックフィンバラクーダに、ナンヨウツバメウオの20匹ほどの群れ、、
毎回ではないが、ツムブリの群や、イソマグロにも遭遇した。
透明度毎回20mを超えていた。通常アロナは白浜のビーチなので
透明度が悪いことが多いのであるが、、今回は文句無し状態であった。

パミラカン

普段なかなか行かないパミラカン!海のコンディションの良さに任せて、
3回行って来た。ここの売れっ子は!1.5m程のナポレオンフィッシュである。
エントリーするとすぐに見つけることが出来る。さすがにオーストラリアのように
餌付けされているわけではないので、触れるようなことはないが、5mくらいの距離には
十分に近づくことが出来た。3回ボート出して、3回ともナポレオンにあうことが出来たので
今後も海がよい日には行ってみようと思う。
ナポレオン以外の見所は、一面花畑のような、ソフトコーラルである、
ハゼ系は逆に少ないのであるが、ケラマハナダイ、ジュエリーバスレットなど
変わったハナダイ達も確認されている。マイヒットとしては、
ちょっと水深が深かったが、ゴシキイトヒキベラの群、イエローフィンフラッシャー
と思われる、ベラの群であった。今度は必ずカメラを持参で行く予定。
透明度に関しては、普段からここパミラカンは透明度の良さで有名なぶんだけ
40m以上は抜けているた。まるで、、フィリピンじゃ無いような気がした。

 

5月10日 風向きが変わった。クリスマス以来、ずっと続いていた、
北風が、南風に変わったのである。5月10日はさすがに風が強くて
波が立ったが、いま5月28日現在では、海は全く落ち着いている。


ダイビングログ詳細

5月4日バリカサグ 晴天水温29度

今日は久しぶりのガイド、、ゴールデンウィーク始まって、、
2件ほどOWの講習をしていたのである。
その間に行ったゲストの中で、2回ともバリカサグでバラクーダを見なかった。
と言う報告を聞いたので、、意地でも探してやると言う心意気で挑戦
今回のゲストは全て俺と同学年と言った、変わった構成のお客であった。
いつも俺より年輩が多い中、、さすがに同学年(タメ組)は良いな、、と思った。
本当に俺もファンダイブしに来たような雰囲気であった。
バラクーダは???って、、もちろん出合いましたよ、、、しかし、、カテドラルで半分
が居た。雨期のシーズンではブラックフォレストとカテドラルに分かれて、
バラクーダが見れていたのであるが、今はほとんどブラックフォレストに居たのである。
それが、また再び、ブラックフォレストとカテドラルに分かれていた。
やはり分裂している分だけ群は小さく見えるが、会える確率は上がるので
それはそれでいいかな、、と思った。

5月7日

今日もバリカサグ、、今回のゲストは大騒ぎ酒飲みゲストであったが、
ダイビングも頑張るゲストであった。
天気は ゴールデンウィークにはいっても全く崩れる気配すら見せずに
OWの講習もバリカサグの浅瀬を使ってすることが出来た。
OW DIVE1 の講習で、、やっぱりバリカサグなので見せて上げたい。ギンガメアジ。
初めてのダイビングで、ギンガメアジの群を見ることが出来た、恵子ちゃん
あなたは幸せなのだよ、、、頑張って探しました、、、50分を超えるOW DIVE1
久しぶりに、こんな長いダイブ1をしたのであった。

ご機嫌ダイビングをしたあと、、、夕立雲が起こってきて、、ボホールトロピック
に到着する10分前に降り始めた、、、
それが想像を絶する突風で、、、ボートが、ボホール史上初めて、岸に
着岸出来ないと言う状態になった。30分間岸を目の前にして、、立ち往生、、
雲が抜けた後は、、また天候は回復したが、、、ちょっとびっくり、、、
この風は、、そう12月24日クリスマスに吹いた風の勢いに似ている、、、
また、北風から、南風に変わる時期が来たのであろうか、、、
そう思わせる風であった。

5月8日カビラオ

今日は朝には天気が安定していた。ちょっと一安心していた。
きょうはOW最終日だった。講習が終わって、3本目にサンクチュアリを潜った後
天気急変、、大風が吹き初めて、、久しぶりに、カビラオから1時間30分かけて
ボホールまで帰ってきた。皆さん、、お疲れさまでした。
やはり、風向きが変わってきた、、、いよいよ南風の到来か?

5月9日アロナ

今日は昼から、風が吹くことを前提に車でアロナビーチまで、、これなら
風が吹いても怖くない!!
アロナでは、風の変化もつゆ知らず、、相変わらず、ヒレナガネジリンボーが
可愛かったのである。ブイの近くにいる、ホワイトダムゼルも毎回自分のテリトリーを
守るために、頑張っている。ブラックフィンバラクーダ、ナンヨウツバメウオも
ちゃんと登場してくれて、、ちょっと一安心。
車で帰りながら、、やはり風が強くなってきたのを感じた。さてこれからの天気は如何に、

5月10日 バリカサグ

ゴールデンウィークの締めくくり、、今日で怒濤のゴールデンウィークのお客様も
切れるのであった。最後にバリカサグで花を咲かせるべく、朝早くから
出発、、勿論帰りに風が吹くことを見越してである。
ギンガメアジこそ見れなかったが、バラクーダをきっちり押さえて、満足ダイビング。
今日はさすがに2本で切り上げて、バラクーダにさよなら、、、
バリカサグ、、このゴールデンウィークよく頑張ったな、、ありがとさん!
と言った感じでボホールトロピックに向かった。


5月15日 晴れ、べたべた

今日はリピーターさん坂戸一家とのダイビング。
完全に南風、しかし晴天でほとんど微風状態。
バリカサグではあまり南風も影響しない。
とりあえずサンクチュアリでギンガメアジの小群に遭遇
しかし光の当たりかたが綺麗で、前回ギンガメアジを取り損ねた
お父さん頑張って、追いかけ回した。
2本目では最近ほとんど外さないバラクーダそして、今度はギンガメアジの大群を
押さえたのであった。
3本目も頑張る68歳のパパと65歳のママ、、モモに突入!
マンジュウイシモチ、カニハゼ、をじっくりビデオに撮影して今日のダイビング終了。

5月16日 晴れ、波少々、

今日は坂戸家も初めてのパミラカン。
アロナビーチまで車で移動した後、アロナからボートでパミラカンまで、、
今日は昨日と違い少々波立っていた。通常30分ほどでつくところが
今日は50分ほど掛かったのである。
しかし、、ぱぱ、ママは元気、、、
さてパミラカンでは、1.5mナポレオンフィッシュをきっちり押さえたのである。
しかし、、ビデオが、、、、パパ、次頑張って、、、
水深21m付近でケラマハナダイ、ジュエリーバスレット、など
ハナダイはここではかなり美しい、、それと今日始めて気が付いたが、、
ここにもピンクフラッシャーが居たのである。いやいや綺麗であるが
少々深かった。約30m付近で発見、
今日は荒れてはいたのであるが、、透明度約40m、、フィリピン近海にしては
透明度が非常に良く。楽しかったのである。

5月17日 晴れ、風大、波高い

坂戸家最終日。今日はカビラオへ。
既に6回以上来たことのある坂戸家、今日もとりあえずライトハウスから、、
しかしここで、、、思わぬ物に、、25mの棚でニシキアナゴを撮影している
その時、棚の下から、バラクーダが約70~100匹ほど垂直に螺旋を描きながら
上昇してきたのである。かなり驚いたのは俺、、、バラクーダの垂直上昇など
初めて見た、、そのままその群は10m付近まで上昇したあとは、急降下、、、
再び70mくらいまで潜っていった。40mくらいまで追いかけたが、、
見えなくなるまで深く潜ってしまった。ほんとにカビラオのバラクーダーは
おかしい、、、そんな深くまで潜るバラクーダの話は聞いたことがないのである。
その後いろいと見たが、、今日はこのバラクーダに感動で、他のことは
あまり覚えていない。

坂戸家3日とも大物大ヒットのまま、ボホールダイビング終了。
お疲れさま。


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