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フィリピン ボホール島 GOODダイブショップ ダイビングログ

♪ダイビングショップ ログ歴史をご紹介します♪

海には、いろんな顔があり、良い時もあれば悪いときもあります。
ガイドも自分達の資料として残していくそんなページです。
地球は生きている、天候もそれに合わせて変わってきています。
資料を蓄積することで、ボホールの海を本当に理解して行きたいと思います。
ゲスト様の時期選びの参考などにして頂けますと幸いです!

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20220月のダイビング記録

フィリピンの海 最新情報!

フィリピンの海のコンディションを日記形式で紹介していく


4月1日 バリカサグ

快晴!!暫く続いたボホールのゲストが切れる最後の日にバリカサグへ出発
サンクチュアリで、ギンガメが少ししか居なかったが、イエローダッシュフュージュラーが
かなり群れていて、かなり綺麗であった。
次のブラックフォレストは最終日を飾るのにふさわしいダイビングであった。
エントリーの真下に居ましたカスミアジの群、、、30匹を越えるカスミアジの群で
思わず追いかけ回したが、、1mの距離に十分近づけるのであった。
ムレハタタテダイの群、、クマザサハナムロの群が壁のようになっていて、、
ビデオを撮っていたゲストは本当に興奮していた。
その後、、でました、、、バラクーダの群、、、今期最大規模の群であった。
約40匹のまるまる太ったバラクーダにこれも1mまで近寄ることが出来た。
流れが良かったので、、調子に乗って、、、流し続けると、、いた!!!!
ギンガメアジの本隊綺麗に渦を巻いていて、壮観であった。

今回のダイビングでバラクーダの数が減っていた訳ではないと言うのを確信した。
正直年始めの頃バラクーダの数が減ったのでは無いかと、、考えていた。
誰か食べたのか???なんて思っていたのであるが、、バラクーダ未だ健在である。
カビラオのハンマーとは違いこちらは本物である!!!

4月2日

久しぶり!!!!!!やってきました、スミロン島!!!
今回はリピーターのお客さんがドゥマゲッティーで俺をリクエストしてくれたので
ここに来ることになった。とりあえず初日はスミロンに行った。
ここに来たらやはり探したいのは、、ゴールドスペックショーフィッシュである。
水深18m5匹くらいが近場に固まって顔を出していました。やっぱり可愛いのである。
そのあとカザリスズメダイ、スパインチークアネモネフィッシュ、イナズマヤッコなどを
見ながら1本目のサンクチュアリを終了。
2本目はビーチフロント。今回はあまり流れていなかったが、、基本的に飛ぶような
ドリフトダイビングが出来るところである。しかし、、、居たのである。バラクーダ。
最近バラクーダついているな、、と思うほどであった。数は3匹であったが、、
悠々と泳いでいる姿はかなり良い。あとは、、ちょっとマニアックなところでセソコテグリを
岩場の影で見つけて喜んでいた。流れていないビーチフロントは珍しく、、いつもは
こんなに小さな物は探せないのである意味ラッキーであった。残念なのは、、
ゲストがお魚にあまり興味が無かったということであった、、、

そのご、、3本目にリロアンへダイビングをしにいった。スミロンからボートで20分
ここも流れていなかった。中層を泳ぐクマノミ達、、エリクロカエルウオ、ハタタテハゼ、
ツムブリの群、やはりボホールエリアで見れない光景であった。ここは本当に
潜り込むと、、かなりマニアックの魚が居るはずなのであるが、、、時々なので
なかなか、魚の場所を確認することが出来ないのである。でも、、ガイドをしていても
面白いのである。今回のメインの俺の目的であったハナヒゲウツボも見つけることが
出来なかったのである。結構毎日でも潜りたいと思える内容であった。

4月3日・4月4日 アポ島

天気最高、波少々、水温28度!!今アポではほぼベストシーズンがやってきている。
2日ほどアポを潜ったので今日はまとめて報告を書こうと思うのである。
とりあえず俺の好きなココナッツ2日で3本潜ったのである。ここで見たのは
ギンガメアジ、カスミアジ、ロウニンアジ、カメ3匹、バラクーダ、カンムリブダイ(1M級)
サザナミヤッコ、アデヤッコ、ムスジコショウダイ、アヤコショウダイ、、などなどである。
カンムリブダイ、ロウニンアジはさすがにアポでしか見ることが出来ないのである。
ちょっと普段と違う物を見たので、ガイド自身も興奮気味であった!!サザナミヤッコも
合計3匹くらいいた。アデヤッコもここでしか見れないのである。

ココナッツ以外ではマムサポイントに入りまくった。ここも2日で3本入ったのである。
全てでギンガメの大きな大群にあうことが出来た。バリカサグのギンガメは迫力感がある。
比べるなら、、ここのギンガメは綺麗なのである。ポイント自体の地形アポはスロープ
なので光が入りやすく、、いつもギンガメに光が当たっているからである。
バリカサグは水深は変わらないのであるが、地形が絶壁のドロップオフなので
どうしても朝方は光が入りにくく、、、美しさというより、、迫力の登場といった感じなので
ある。ここはさすがに流れが強かったので、、止まることなく、、ひたすら流れ続いた。
ただ流れている喜びがあった。

4月6日、、、、回想記

4月6日バリカサグ、、リピーターに囲まれてハッピーダイビング。
サンクチュアリでギンガメアジ、ブラックフォレストでバラクーダギンガメアジ
ベストシーズンにふさわしいラインナップ。
この日の記録によると、やっと水温29度を超えたのでした。
幸せの暑い夏がやってくる。

4月7日

カビラオへ、、、今回はボホール最強リピーター、今年に入って3回目の来ボホール
を果たした、坂戸のぱぱまま、とその一行は、相変わらずご機嫌であった。
一本めライトハウス、既に定番となった、ヒレナガネジリンボーのペア、
ランドールズ・ピストルシュリンプ、を2台のビデオカメラが追っかけていた。
ここの3本目、サンクチュアリ横ではログ上の記録であるが、やっとしんじ1000本ダイブ
と言うことになった。いやいや、、まさか自分がそんなに潜るとは、、、
1000本記念ファンダイブを決行!!いましたよ、、アケボノハゼ!!
俺の1000本目に相応しいお気に入りの魚に挨拶して、、今日のダイビング終了。
天気は毎日最高状態、海もべたべたである、水温29度、、、しかし、
俺の1000本ダイブの前に激しいスコールが、、、、でもエキジットしたら、
止んでいた。フィリピンの空も俺の1000本ダイビングに感動してくれたのかな、、、

4月8日、9日、10日

天気が良かったな、、、、バリカサグ2回、パングラオ一回、、晴天、透明度は
20m程度、波なし、、バリカサグではバラクーダ、ギンガメ100%状態。
バリカサグ、ブラックフォレストでハタタテシノビハゼ、、日本じゃ珍しくないかも
しれないけど、、ボホールエリアでは珍しいのだ!!!と叫んでおこう、、、
ちょっと嬉しかった。パングラオモモのアカククリの幼魚、、大きくなってきた。


4月11日 マラパスクゥアツアー 快晴!!

レオと二人でだいぶ前から計画されていたマラパスクゥアツアーがここに
現実となった。
ここはブルーコーラルでは今やオプションでも行く事が無く、、ただの
うわさ話だけを聞いていたのである。ここに今年2回目のリピーター、坂戸パパまま
とその御一行様が来たので、、ヨシ、探検ダイビングだ!!とこの計画が実行に
移されることになったのである。

1ダイブ TAKOT-TUGAS

かなりの高い確率でサメに遭えるという、このポイント、目の前にはレイテ島の
山々が見える、ポイント。先週行ったダイバー達(ボホールのヨーロピアン)
は10匹以上のサメに遭遇したらしい、、、
来たいに胸を膨らませてのエントリ、、、、
水深20mの所からブイがある。まずはブイの下集合、、、サメ、、サメ、、サメ、、??
いないじゃありませんか、、、、まあ、、気を取り直して、、水深を下げていく、、
そのドロップオフの落ち目から広がる海藻の中に見たことのない、、ベラの群、、
一部はブルーヘッド・フェアリー・ウォレス、、その他はゴシキイトヒキベラ、、
あれ???マリンブルーカラーのベラ、、、初めて見ました、、、(未だ名前不明)
それから注意してみると、、いた!!!ピンクフラッシャー!!!
実はこれも初めてだったのです、、、雑誌ではフィリピンで見ることの出来る
綺麗なベラ、、などと時々紹介されているが、、、俺はこの日まで、、
そんなの嘘さ!!!と思っていたのである。
いやいや、、普段潜らないところに来ると、、やっぱり、、熱いね!!!
燃え燃えダイビング!!
さて、、棚の下に降りて、、5分ほどで、、叫ぶフィリピン人スタッフ、、
トレイサーシャク、、、、が居たらしい、、、はははは、、、俺ですら分からなかったので
当然お客さんは見ていないのである。

サメが売り物のこのポイント、、しかし、、サメ以外の見物は俺をかなり満足させた。
次はピンクフラッシャーを写真に収めたいと思う。

2ダイブ GATO

ガトゥー、、、遠目に見る限りペスカドールを思わせるような、小さな島、、
しかし、その島が目の前に来たときはちょっと圧倒されたのである。
かなり切り立った崖、そのまま海に続くドロップオフ。
ボートは崖の側、7mくらいにあるブイにつないだ。エントリーした所は真っ青であった。
島に近づくとやっとドロップオフが見えてきた、、島の崖の延長であったのだ。

深度を取り始めたところ、やく5mで3匹のコブシメを発見ビデオ・カメラが
その被写体を追っかける。深度15m程のところでプリンセス・モノクルブリーム
がごろごろと居た、、これは今のところカビラオの30mの棚でしか見たことがなかった
ので、こんな浅い所にもいるのだなと思った。切り立ったドロップオフは様々なカラーの
ソフトコーラルがびっしり居た。俺は基本的にソフトコーラルより、やはり
ハードコーラルの方が好きなのであるが、、こんだけ、見せられると、やはり感動した。
そのあと、、今まで最多のキビナゴの群。本当に綺麗な物だなと思わずぼんやりして
しまう。このポイント、これっといった魚を見つけることは出来なかったけど、、
地形と珊瑚がやはりボホール、ドゥマゲッティー、マクタンとは全然違っていたので
俺自身はかなり楽しむことが出来た。

総評としては、、今後出来るだけ機会があったら、このエリアを潜りたい
と思えるポイントであった。
正直俺も初めて潜ったので、未だにホントに何の魚が居るのかなんて特定できて
いないのである。しかし、これから面白い魚が居る可能性は大きいと思っている。
俺自身が潜り込むためには、、、行きたいよ!と言うお客様が必要なのである。
みなさま、、俺のためにマラパスクゥア探検ダイビングをしに来てくれ!!


4月14日

またまたリピーター、、長いメールで有名なテンちゃん登場。
初日からアロナビーチへ、、しかし天気は少々曇りがち、、水温も28度に
逆戻り、、思わず寒くてダイビングを中止しようかと思った。(伊豆ダイバーの方には
よく怒られるのである、、、)
ヒレナガネジリンボウ、ハタタテハゼ、タルボッツダムゼルなど、、小物の好きな
ゲストだったので、、アロナはヒットであった。
最後のダイビングは探検ダイビングと称して、、パングラオ島の最南端、
スミレナガハナダイの雄が22mと言う比較的浅い深度にいたのが印象的だった。
とりあえず他は???と言うと、、はははは、、、何にも居なかったのである。
勿論ハナダイ、スズメダイ、タテシマキンチャクダイ、などは居たのであるが、、
ここでしか見れない!!と言った物はいなかたのである。

新しいポイントを見つけるのにも、なかなか巧くいかないな、、、
しかし、、探検ダイビングはスタッフが面白いので、、興味がある人は
是非とも、挑戦してみてください。

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