第一言語の獲得 |
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2021年11月3日 |
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第一言語:母語(First Language)は生後、最初に覚えた言語。 |
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□クー・ナン・1・2・3:赤ちゃんが第一言語を使えるようになる過程 |
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クーイング:生後6週間くらいから、赤ちゃんが発する最初の音。 |
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「くーくー」と鳴く音になぞらえてクーイングと呼ばれる |
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「あー」「うー」とか母音を伸ばしたものなど。 |
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クーイングのばらつきは、どんな音に囲まれているかという言語環境とかかわりがある |
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喃語(なんご):生後半年ほどで始まる。 |
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「まー」:子音+母音を伸ばしたもの |
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「だ・だ・だ・だ」と繰り返すもの。:音を意味のある所で切る文節の練習。 |
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単なる音が文節になり、イントネーションを得て、バリエーションが増える |
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一語文:生後9ヶ月ころから、登場する単語。単語一つで何かを伝えようとしているので、 |
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これを一語文と呼ぶ。 |
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物事に対してある音が対応していることを知って、言語音としている。 |
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一語文にイントネーションと強弱をつけて、様々なメッセージを送る。 |
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二語文:主語と述語を持つ、二つの語を組み合わせて文を作れるようになる。 |
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三語文:3語以上の組み合わせとなり、3歳くらいで、1,000語くらいは理解するようになる |
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口に出して使えるという事ではなく、聞いて理解できるという事。 |
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大人でも頭で知っている語彙と使える語彙には差がある。 |
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生まれか・育ちか論 |
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B・F・スキナー:行動主義の心理学者:ALM:オーディオ・リンガル・メソッド |
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「生まれてからの環境が大切派」周りの言葉を真似することで覚える:後天派 |
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外部の刺激に対し、幼児が反応して、多大しくない場合は否定され、 |
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正しい場合は肯定される。その結果として正しい言い方が強化されて、 |
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「週間形成」がなされる。→この考えをもとにALMが作られた |
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N・チョムスキー:「生まれつき派」「心の科学のガリレオ」 |
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親や兄弟の言葉が正確さを欠いているにも関わらず、子供は正確な言葉のルールを覚える |
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:刺激の貧困 |
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母国語は一定の年齢になると、誰もが自由に話したり聞いたりできるようになる |
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同じ種類のクモは同じ形をしている=生後の環境に関係なく先天的にインプットされている |
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□人間は生まれつき、言語獲得装置を持っていると主張して、この仕組みを理論化して |
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生成文法と名付ける。人間が言語を操る基盤というべき、普遍文法。 |
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言語能力は正しい分を作る能力であり、どう使うかという言語運用とは区別して |
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前者のみを考察の対象としている |
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ミラーニューロン:人の行動を見て、その動作をしていないにも関わらず、 |
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「同じように思う気持ち」を起こされるもの。→予測するようになる。 |
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「模倣」につながるようになり、この行為が言語習得の方法として意義がある |
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