アスペクト　～テイル 2021年11月27日
2021年12月15日 赤本アカホンP78
アスペクト：動ウゴきの変化ヘンカの局面キョクメンを表アラワすもので、出来事デキゴトの「開始カイシ」「継続ケイゾク」「完了カンリョウ」に関カカわる
絵エを描エガく ①描カくところだ。 ところだ アスペクト表現ヒョウゲン
②描カきはじめる。 はじめる
③描カいている。 ている
④描カきおわる。 おわる
⑤描カいてある。 てある
アスペクトの主オモな表現ヒョウゲン
直前チョクゼン ～かける 　 動ウゴきの直前チョクゼン 　 本ホンを読ヨみかけて、やめた。
～かかる 　 動ウゴきの直前チョクゼン 　 川カワでおぼれかかった。 　
開始カイシ ～はじめる 　 動ウゴきの開始カイシ 　 手紙テガミを書カきはじめた。 　
～だす 　 動ウゴきの開始カイシ 　 子コどもが泣ナきだした。 　
～てくる 　 動ウゴきの出現シュツゲン進展シンテン継続ケイゾク 涼スズしくなってくる。 　
～ていく 　 動ウゴきの出現シュツゲン進展シンテン継続ケイゾク 環境カンキョウが変カわっていく 　
継続ケイゾク ～つつある 　 事態ジタイの過程カテイの継続ケイゾク 台風タイフウが近チカづきつつある。
～続ツヅける 　 動作ドウサの継続ケイゾク 　 3時間ジカン歩アルき続ツヅけた。 　
～続ツヅく 　 動作ドウサの継続ケイゾク(雨アメや雪ユキ) 雪ユキが降フり続ツヅく。 　
終了シュウリョウ ～おわる 　 動ウゴきの終了シュウリョウ 　 食器ショッキを洗アラいおわった。 　
～おえる 　 意志的イシテキな動ウゴきの終了シュウリョウ 論文ロンブンを書カきおえる。 　
～やむ 　 動ウゴきの終了シュウリョウ 　 雨アメが降フりやむことはなかった。
～ばかりだ 　 動ウゴきの終了シュウリョウ直後チョクゴ 夕食ユウショクを食タべたばかりだ。
完了カンリョウ ～てしまう 　 動ウゴきの完了カンリョウ 　 報告書ホウコクショは提出テイシュツしてしまった。
～きる 　 動ウゴきの完遂カンスイ 　 マラソンを走ハシりきった。
～つくす 　 動ウゴきの完遂カンスイ 　 議論ギロンしつくした。 　
結果ケッカ ～てある 　 動ウゴきの結果ケッカの状態ジョウタイ 花ハナが生イけてある。 　 意図的イトテキな結果ケッカの状態ジョウタイ
経験ケイケン ～たことがある 動ウゴきの経験ケイケンや経歴ケイレキ カナダに5回カイ行イったことがある。 他動詞タドウシ+てある
実現ジツゲン ～ようになる 変化ヘンカの実現ジツゲン 　 自転車ジテンシャに乗ノれるようになった。
　 ～ことになる 動ウゴきの実現ジツゲン 　 東京トウキョウへ移動イドウすることになった。
局面キョクメン別ベツ ～ところだ ①動ウゴきの直前チョクゼン これから出勤シュッキンするところだ。
②動ウゴきの進行シンコウ 今イマ仕事シゴトをしているところだ。
③動ウゴきの終了シュウリョウ直後チョクゴ ちょうど帰宅キタクしたところだ。
局面キョクメン別ベツ ～ている ①動ウゴきの進行シンコウ 父親チチオヤがコーヒーを飲ノんでいる。
②動ウゴきの結果ケッカの状態ジョウタイ 枯葉カレハが落オちている。：中立チュウリツ的テキ 中立的チュウリツテキな結果ケッカの状態ジョウタイ
③繰クり返カエし 　 毎日マイニチ図書館トショカンで勉強ベンキョウしている。 自動詞ジドウシ+ている
④状態ジョウタイの継続ケイゾク 川カワがそこで蛇行ダコウしている。
⑤経験ケイケン 　 その映画エイガは3度ドも見ミている。
アスペクト
□ 「ている」の用法ヨウホウ 　 　 　 　 　 　
①動ウゴきの進行シンコウ　
父親チチオヤがコーヒーを飲ノんでいる。
雨アメが降フっている。
鳥トリが飛トんでいる。
※時間的に継続して行われる動作
②動ウゴきの結果ケッカの状態ジョウタイ　中立性：人の意志が込められていない状況
枯葉カレハが落オちている。 中立性チュウリツセイ 自動詞ジドウシ 落オちる
ガラスが割ワれている。 中立性チュウリツセイ 自動詞ジドウシ 割ワれる
カメラが壊コワれている。 中立性チュウリツセイ 自動詞ジドウシ 壊コワれる
※動作による変化が結果として見える場合
③繰クり返カエし　：①動ウゴきの進行シンコウと近チカい用法ヨウホウ
毎日マイニチ図書館トショカンで勉強ベンキョウしている。
毎週末マイシュウマツサッカーをしている。
休ヤスみの日ヒはいつも映画エイガを見ミている。
※「毎日」「いつも」「毎週」「たいてい」と共起する。
④状態ジョウタイの継続ケイゾク：②動ウゴきの結果ケッカの状態ジョウタイに近チカい用法ヨウホウ
川カワがそこで蛇行ダコウしている。
この川カワは曲マがりくねっている。
私ワタシはアパートに住スんでいる。
兄アニは銀行ギンコウで働ハタラいている。
※「住スんでいる」「働ハタラいている」は①動ウゴきの進行シンコウに近チカいが
　②動ウゴきの結果ケッカの状態ジョウタイともいえる。
※どちらの用法ヨウホウというより、語彙的ゴイテキにひとまとまりの
　表現ヒョウゲンとして扱アツカう事コトが多オオい。
⑤経験ケイケン
その映画エイガは3度ドも見ミている。
父チチは何度ナンドも海外カイガイに行イっている。
彼カレはこの大学ダイガクを卒業ソツギョウしている。
※「～度ド」「～回カイ」、過去カコの時トキを表アラワす語ゴと共起キョウキ
アスペクト
□ 「てある」の用法ヨウホウ：「動ウゴきの結果ケッカの状態ジョウタイ」＝誰ダレかに引ヒき起オこされた結果常体ケッカジョウタイを表現ヒョウゲンする
①窓マドが開アけてある。 誰ダレかが窓マドを開アけた
②エアコンがつけてある。 誰ダレかがエアコンをつけた。
※人為的ジンイテキな状況ジョウキョウが過去カコから現在ゲンザイまで続ツヅいていることを示シメしている。 はま先生センセイ：
寒サムいんですが・・・
テアルとテイルの「動ウゴきの状態ジョウタイの結果ケッカ」の違チガい 　 　 　 臭クサいから・・・窓マドを開アけているんです。：他動詞タドウシ+「ている」もあり得エる
彼カレのお願ネガいで、窓マドを開アけてあるんです。：他人タニンの意志イシが入ハイっている。
「てある」は意図的イトテキな結果ケッカの状態ジョウタイを表アラワす
窓マドが開アけてある。 他動詞タドウシ 意識動詞イシキドウシ 意図性イトセイがある を開アける 他動詞タドウシ
エアコンがつけてある。 他動詞タドウシ 意識動詞イシキドウシ 意図性イトセイがある をつける 他動詞タドウシ
飲ノみ物モノが冷ヒやしてある 他動詞タドウシ 意識動詞イシキドウシ 意図性イトセイがある を冷ヒやす 他動詞タドウシ
部屋ヘヤが片付カタヅけてある。 他動詞タドウシ 意識動詞イシキドウシ 意図性イトセイがある を片付カタヅける 他動詞タドウシ
お金カネを貯タめてある。 他動詞タドウシ 意識動詞イシキドウシ 意図性イトセイがある を貯タめる 他動詞タドウシ
「ている」は中立的チュウリツテキな結果ケッカの状態ジョウタイを表アラワす
窓マドが開アいている。 自動詞ジドウシ 無意識ムイシキ動詞ドウシ 意図性イトセイがない 開ヒラく 自動詞ジドウシ
エアコンがついている。 自動詞ジドウシ 無意識ムイシキ動詞ドウシ 意図性イトセイがない つく 自動詞ジドウシ
飲ノみ物モノが冷ヒえている。 自動詞ジドウシ 無意識ムイシキ動詞ドウシ 意図性イトセイがない 冷ヒえる 自動詞ジドウシ
部屋ヘヤが片付カタヅいている。 自動詞ジドウシ 無意識ムイシキ動詞ドウシ 意図性イトセイがない 片付カタヅく 自動詞ジドウシ
お金カネが溜タまっている。 自動詞ジドウシ 無意識ムイシキ動詞ドウシ 意図性イトセイがない 貯タまる 自動詞ジドウシ
□無対ムツイ他動詞タドウシの「てある」文ブン：自動詞ジドウシが無ナいので対応タイオウする「ている」文ブンが無ナい。 無ム対ツイ他動詞タドウシ：対ツイとなる自動詞ジドウシが無ナい他動詞タドウシの事コト。
　 その場合バアイ意図的イトテキ及オヨび中立的チュウリツテキな結果常体ケッカジョウタイを両方リョウホウ表アラワすことが可能カノウになる。 ～を置オく：他動詞タドウシ。　対ツイになる自動詞ジドウシは無ナい。
①あんなところに、弁当ベントウが置オいてある。
意図的イトテキな結果ケッカ状態ジョウタイ ：弁当ベントウをわざとおいてある
中立的チュウリツテキな結果ケッカ状態ジョウタイ ：弁当ベントウをうっかりおいてある
②壁カベにポスターが貼ハってある。
意図的イトテキな結果ケッカ状態ジョウタイ ：わざとポスターが貼ハってある ～を貼ハる：他動詞タドウシ　対ツイになる自動詞ジドウシが無ナい
中立的チュウリツテキな結果ケッカ状態ジョウタイ ：ポスターが貼ハっている。(客観的キャッカンテキに見ミたまま)
□「～が～てある」形式ケイシキは動作ドウサの対象タイショウが「ガ格カク」で動作主ドウサヌシの存在ソンザイは不問フモン
窓マドが 開アけてある。 (誰ダレかが 窓マドを 開アけた)
対象タイショウ 動作主ドウサヌシ 対象タイショウ
□「～が～を～てある」形式ケイシキがある。：動作主ドウサヌシが「ガ格カク」で対象タイショウが「ヲ格カク」になる ※初級ショキュウの教科書キョウカショにも
動作ドウサの対象タイショウが～てある
私ワタシが 窓マドを 開アけてある。 (私ワタシが 窓マドを 開アけた) 動作主ドウサヌシが～動作ドウサの対象タイショウを～てある。
動作主ドウサヌシ 対象タイショウ 動作主ドウサヌシ 対象タイショウ が出デてくるので、両者リョウシャの違チガいを理解リカイする必要ヒツヨウがある。
※話者ワシャが動作主ドウサヌシを意識イシキしており、明白メイハクな意図イトでそのような準備ジュンビ的テキ状況ジョウキョウを
　作ツクり出ダしている。
「～は～を～てある」
熱帯夜ネッタイヤなので、私ワタシは　エアコンをつけてある。
田中タナカさんは、飛行機ヒコウキを　予約ヨヤクしてあるそうだ。
　 金田カネダ一春彦ハルヒコ：国語コクゴ学者ガクシャ『言語ゲンゴ研究ケンキュウ』で発表ハッピョウした「日本語ニホンゴ動詞ドウシの一分類イチブンルイ」 　 　
　 　 日本語ニホンゴ動詞ドウシをアスペクトの観点カンテンから4種類シュルイに分類ブンルイした。 　 　
きんだいちはるひこ
第一種ダイイッシュの動詞ドウシ：状態動詞ジョウタイドウシ　「いる・ある」「要イる」「できる」「似合ニアう」「すぎる」
ル形ケイで現在ゲンザイの状態ジョウタイを表アラワす。
※「ている」は使ツカえない動詞ドウシ
机ツクエの上ウエに本ホンがある。/　この小説ショウセツの主人公シュジンコウは実在ジツザイする。
第二種ダイニシュの動詞ドウシ：継続動詞ケイゾクドウシ　「食タべている」「泳オヨいでいる」
※進行中シンコウチュウの動作ドウサを表アラワす 食タべる/降フる/遊アソぶ/描エガく/建タてる/作ツクる/拭フく/洗アラう
コーヒーを飲ノんでいる。/　雨アメが降フっている。
第三種ダイサンシュの動詞ドウシ：瞬間動詞シュンカンドウシ　「死シんでいる」
※動作ドウサが一瞬イッシュンで終オわり、結果ケッカの状態ジョウタイを表アラワす
死シぬ/倒タオれる/完成カンセイする/締シまる/汚ヨゴれる/曲マがる
服フクが汚ヨゴれている。　/　針金ハリガネが曲マがっている。
第四種ダイヨンシュの動詞ドウシ：テイルが通常ツウジョウ用モチいられる動詞ドウシ　「似ニている」「そびえている」
※「ている」と必カナラず使ツカわれて、ル形ケイでは不自然フシゼンになる。
ずばぬける/すぐれる/ひょろひょうろする/そびえる/ありふれる
運動能力ウンドウノウリョクがずばぬけている。
現在ゲンザイ 継続動詞ケイゾクドウシは純粋ジュンスイに動ウゴきに継続性ケイゾクセイが認ミトめられる物モノを指サす
瞬間シュンカン動詞ドウシは動ウゴきに継続性ケイゾクセイが認ミトめられないものだけを指サす。
そのうえで
「～ている」をつけると「動ウゴきの進行シンコウ」を表アラワすものを「動作動詞ドウサドウシ」
「～ている」を付ツけると「動ウゴきの結果ケッカの状態ジョウタイ」を表アラワすものを「変化動詞ヘンカドウシ」と呼ヨぶ
述語ジュツゴの関カンする用語ヨウゴ
述語ジュツゴの分類ブンルイ 動ウゴき動詞ドウシ 動作動詞ドウサドウシ 走ハシる/割ワる/飲ノむ/揺ユれる 　 　 　
走ハシっている/割ワっている/飲ノんでいる/揺ユれている 　
変化動詞ヘンカドウシ 変カわる/割ワれる/点ツく/死シぬ 　 　
変カわっている/割ワれている/点ツいている/死シんでいる
状態述語ジョウタイジュツゴ 状態動詞ジョウタイドウシ ある/要イる/実在ジツザイする/由来ユライする
形容詞ケイヨウシ 明アカるい/静シズかだ/赤アカい/穏オダやかだ
イ・ナ
名詞述語メイシジュツゴ 子コどもだ/医者イシャだ/山ヤマだ
「テイル」の用法ヨウホウ
継続中ケイゾクチュウの動作ドウサ：「山田ヤマダさんは今イマ、本ホンを読ヨんでいる」
結果ケッカの状態ジョウタイ：「山中ヤマナカさんは大阪オオサカに住スんでいる」
※動作ドウサが進行中シンコウチュウというわけでは無ナいが、大阪オオサカに引ヒっ越コしたという状態ジョウタイになり今イマも
　大阪オオサカに住スんでいる
「山中ヤマナカさんは結婚ケッコンしている」
※動作ドウサが進行中シンコウチュウというわけでは無ナいが、結婚ケッコンをして既婚キコンという状態ジョウタイになり今イマも
　結婚ケッコンが続ツヅいている
「山中ヤマナカさんは死シんでいる」
※動作ドウサが進行中シンコウチュウというわけでは無ナいが、死シんだという状態ジョウタイが今イマも続ツヅいている
習慣シュウカンの状態ジョウタイ：「休ヤスみの日ヒは絵エを描カいている」
※眼前ガンゼンで起オきている出来事デキゴトで無ナいが、習慣シュウカンになっていることや、
　繰クり返カエし怒オコっていることについて述ノべている。広ヒロい意味イミでは今イマも続ツヅいている
未来完了ミライカンリョウ：「明日アスにはこの仕事シゴトは終オわっている」
状態ジョウタイや性質セイシツを述ノべる用法ヨウホウ：「あの兄弟キョウダイはよく似ニている」
自動詞ジドウシ+テイル/他動詞タドウシ+テアルの対立タイリツ
「ドアが開ヒラいているから、閉シめてください」
開ヒラいている：自動詞ジドウシ+テイル＝ドアの状態ジョウタイを表アラワす
開アけてある：他動詞タドウシ+テアル＝空アける動詞ドウシをした人ヒトの存在ソンザイが示シメされている
消キえている：自動詞+ジドウシタステイル：火ヒ・電気デンキ・などが消キえている状態ジョウタイを表アラワす
消ケしてある：他動詞タドウシ+テアル：消ケした動作ドウサをした人ヒトの存在ソンザイが示シメされる
「ている」が使ツカえない動詞ドウシ
存在ソンザイを示シメす「いる・ある」には使ツカえない
必要ヒツヨウを示シメす「要イる」
可能カノウを示シメす「できる」
※これらの「状態ジョウタイ動詞ドウシ」にはテイルは付ツかない。
◇同オナじ動詞ドウシでも意味イミによって分類ブンルイが変カわる
（例）レイ「こちらに来キている」
A:今イマこちらに向ムけって移動イドウ中チュウという解釈カイシャク
第二種ダイニシュの継続動詞ケイゾクドウシ
B:こちらへの移動イドウは済スんで、今イマここにいる
第三種ダイサンシュの瞬間動詞シュンカンドウシ
アスペクトの観点カンテンから観ミた国語コクゴ動詞ドウシの分類ブンルイと述ノべる
アスペクト：ある動ウゴきが全体ゼンタイの中ナカでどの局面キョクメンにあるかを考カンガえる際サイの概念ガイネン。
実際ジッサイの語ゴの形カタチの上ウエでの交替コウタイ。
（例）レイカツサンドを食タべる
①食タべ始ハジめ：口クチに入イれる
②その最中サイチュウ：咀嚼ソシャクする
③食タべ終オわり：飲ノみ込コむ
※この動作ドウサの個々ココの局面キョクメンを言語化ゲンゴカした物モノがアスペクトと呼ヨばれる
アスペクトは「相ソウ」とも呼ヨばれる。ある動作也ドウサナリ出来事也デキゴトナリがどんな様相ヨウソウにあるかという事コト
（例）レイトンネルで考カンガえる
未然相ミゼンソウ：動作ドウサが始ハジまっていない＝トンネルの入イり口グチ前マエ
（まだ）食タべていない
（今イマから）食タべるところだ
開始相カイシソウ：動作ドウサの始ハジまり＝トンネルの入イり口グチ
食タべ始ハジめる
食タべかけた（時トキ）：中断チュウダンを示シメす
進行相シンコウソウ：動作ドウサの進行シンコウ＝トンネルの中ナカ
（今イマ）食タべている
終結シュウケツ相ソウ：動作ドウサの終オわり＝トンネルの出口デグチ
食タべ終オわる
（今イマ）食タべたところだ
（今イマ）食タべたばかりだ
結果ケッカ相ソウ：動作ドウサが既スデに終オわっている＝トンネルを抜ヌけた後アト
（もう）食タべ終オわった
「～てきた」：現在ゲンザイを基準キジュンに、過去カコから今イマまでの事コトを示シメす：アスペクト表現ヒョウゲン
「私ワタシはピアノばかりを弾ヒいてきた」
「～ていく」：将来ショウライなる事コトを示シメす：アスペクト表現ヒョウゲン
「これからもピアノを弾ヒいていくだろう」
◇名詞メイシ修飾節シュウショクセツの中ナカの「ている」は「た」で置オき換カえることが出来デキる。
※今イマも続ツヅいている事態ジタイを表アラワす。
「その本ホンを読ヨんだ生徒セイト」「その本ホンを読ヨんでいる生徒セイト」
「サンドイッチを作ツクった人ヒト」「サンドイッチを作ツクっている人ヒト」
「喧嘩ケンカをした犬イヌ」「喧嘩ケンカをしている犬イヌ」
あの[着物キモノを着キている]人ヒトは誰ダレですか。　あの着物キモノを着キている：名詞修飾節メイシシュウショクセツ
あの[着物キモノを着キた]人ヒトは誰ダレですか。　あの着物キモノを着キた：名詞メイシ修飾シュウショク節セツ
※衣類イルイは服飾フクショク品ヒンの着用チャクヨウを示シメす動詞ドウシには」
「結果相ケッカソウ」：服飾品フクショクヒンを付ツけている
「進行相シンコウソウ」：服飾品フクショクヒンを今現在イマゲンザイ着用チャクヨウ中チュウである
と2種類シュルイある場合バアイがある。
「サングラスをかけた女オンナ」：結果相ケッカソウ
「サングラスをかけている女オンナ」：結果相ケッカソウ：すでに掛カけている
「サングラスをかけている女オンナ」：進行相シンコウソウ：現在ゲンザイ掛カけている
※アスペクトではない「ている」
「曲マがっている道ミチ」
「曲マがった道ミチ」
※「ている」と「た」の置オき換カえは可能カノウだけど、
　名詞メイシを修飾シュウショクする形容詞ケイヨウシ的テキな用法ヨウホウで、アスペクトではない。