文字と表記A 仮名 |
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2021年11月21日 |
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仮名:本来の漢字の真名から仮に借りてきたものであった事を表す |
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平仮名もカタカナも漢字から作られた。 |
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漢字は漢文という形式で入ってきた。 |
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漢字を音を表すための道具として使って、意味は無視をした。 |
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「はるのくさ」を「皮留乃久佐」と書き表した |
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この方式は「借字」と呼ばれる方式で、「万葉仮名」と呼ばれ |
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公文書で使われて「男仮名」とも呼ばれた。 |
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平安時代以降、男仮名を崩して、簡略化したものが、平仮名になり、 |
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「女仮名」「女手」と呼ばれた。女性だけが利用したのではない。 |
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「毛」→「も」 「仁」→「に」 |
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カタカナ:漢文を読み解くときの注釈のしるしとして生まれたという説が有力。 |
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カタカナ=片仮名:不完全な仮名という意味を持っていると推論 |
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平仮名同様、漢字からカタカナになった物もある。 |
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「伊」→「イ」 「三」→「ミ」 |
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太平洋戦争が終わるまでは、カタカナは平仮名より正式な字とみなされていた。 |
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変体仮名:江戸期までにはいくつか違う字が存在していた。 |
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明治以降に整理されて、大正時代には現在の仮名の形に統一された |
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(例)うなぎ屋さんの看板の「な」は変体仮名を使っていることが多い。 |
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どじょうを「どぜう」と書くのは、旧仮名遣いで歴史的仮名遣いになる。変体仮名では無い |
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現代日本語の仮名遣い |
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平仮名:付属語や漢字の送り仮名など、漢字とともに用いられる |
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「パン・を・食べ・よう・と・して」 |
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和語の音の訓読みの表記に用いる |
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「空」=そら |
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カタカナ:一般に外来語や動物の学名に用いる |
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漢字の音読み表記に用いる |
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「空」=クウ |
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オノマトペ:感情の状態や音をあらわすのに必要で伝えやすい言葉 |
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「カリッ」「サクッ」「ワクワク」「ゆらゆら」 |
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カタカナが優勢だけど、平仮名でも表記される |
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1946年:現代かなづかい:廃止 |
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1986年:現代仮名遣い:現在利用されている |
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@助詞「は」の表記 |
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「象は鼻が長い」:主題や取り立てで用いる「は」 |
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「わたし負けましたわ」:文末で感動や詠嘆を表す場合は「わ」 |
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「こんにち・は」は正しく「こんにち・わ」は間違い |
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A四つ仮名:「じ/ぢ、ず/づ」の区別 |
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古くは違う音で表されていたけど、江戸中期には同じ音になった。 |
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現代日本語の表記では、基本的に「じ・ず」を使う |
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例外:「ちぢむ」「つづく」など同音が続く場合は「ち・づ」を使う |
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「ちじむ」「つずく」は間違い |
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「町中」=「まち+ちゅう」=「まちじゅう」の方が普通に聞こえる |
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揺れが生じている |
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Bひらがなで書く長音の表記 |
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原則は「あ・い・う」の列の調印は該当する母音を添える |
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「おじいさん と おばあさん が ふうせん を買った」 |
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「おじーさん と おばーさん が ふーせん を買った」× |
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「え」に関しても同じ原則を立てているが基本語彙では |
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「ねえさん」:姉 |
「ねーさん」× |
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「ええ」:応答 |
「えー」× |
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の2つだけで、他は「い」が続く |
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「せんせい は えいが を 見ながら せんべい を 食べた」 |
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「せんせー は えーが を 見ながら せんべー を 食べた」× |
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「お」に関しては原則「う」を添える |
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「おとうさん」○「おとーさん」× |
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「とうだい」○「とーだい」× |
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「おはよう」○「おはよー」× |
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「きょう」○「きょー」× |
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例外 |
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「おおきい」○「おーきい」× |
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「こおり」○「こーり」× |
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「とお」○「とー」× |
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「おおう」○「おーう」× |
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「おおい」○「おーい」× |
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「とおい」○「とーい」× |
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「とおる」○「とーる」× |
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「もよおす」○「もよーす」× |
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