語用論ゴヨウロン 2021年11月21日
語用論ゴヨウロン言葉コトバと、その使ツカ言葉コトバと、文脈ブンミャク関係カンケイ研究ケンキュウする分野ブンヤ
トクハナ言葉コトバをそこでの文脈ブンミャク関連付カンレンヅけながら意味イミ解釈カイシャクカンガえる
コミュニケーション研究ケンキュウカサなりつつある。
意味論イミロン言葉コトバ様々サマザマなレベルにおける意味構造イミコウゾウや、歴史的レキシテキ意味変化イミヘンカカンガえる
J・L・オースティン:イギリスの言語学者ゲンゴガクシャ
ことばをハッするコト、それ自体ジタイ行為コウイ遂行スイコウであると見抜ミヌ
ことばをハッする目的モクテキ
@描写ビョウシャ記述キジュツになるもの
描写ビョウシャ:「あのニンジンはオオきくてだ」
記述キジュツ:「きのうバスでモールまできました」
A行為コウイ遂行スイコウになるもの
行為コウイ遂行スイコウ:「明日アシタの10浦和駅ウラワエキ改札カイサツでね!約束ヤクソクだよ!」
※どの言葉コトバにも両方リョウホウ側面ソクメンがあるので、議論ギロンしにモドる。
発言ハツゲンを3ブンすr。
言語行為ゲンゴコウイ発話ハツワ行為コウイ:Speech Act とばれる
@発語ハツゴ行為コウイ意味イミ伝達デンタツするタメ単語タンゴブン行為コウイ
描写ビョウシャ記述キジュツフク
A発語ハツゴナイ行為コウイ発話ハツワナニ目的モクテキがあって、なされたものであり、発語行為ハツゴコウイに、質問シツモン
コタえがフクまれたもの
「もう11だな」:オソくまでいる友人ユウジンハヤカエってしいといういかけ
B発語ハツゴ触媒行為ショクバイコウイ行動コウドウや、カンガえに影響エイキョウオヨぼす発語ハツゴで、結果ケッカとして、
影響エイキョウけた場合バアイ、その発語ハツゴ行為コウイは、発語ハツゴ触媒ショクバイ行為コウイであったといえる
「もう11ダナ」:それもそうだ・・or 借金シャッキンのおネガいをしよう・・などの影響エイキョウ
J・サール:カリフォルニア大学ダイガク言語行為ゲンゴコウイ成立セイリツするための適切テキセツセイ条件ジョウケンという4つの条件ジョウケン提唱テイショウ
@命題メイダイ内容ナイヨウ条件ジョウケン A準備条件ジュンビジョウケン B誠実セイジツ(セイ)条件ジョウケンC本質条件ホンシツジョウケン
適切性テキセツセイ条件ジョウケン言語行為ゲンゴコウイ成立セイリツするための条件ジョウケン
一郎イチロウ今週コンシュウ金曜日キンヨウビいている?
真弓マユミ今週コンシュウは、ちょっとイソガしくて。
@命題メイダイ内容ナイヨウ条件ジョウケン発話ハツワたされる条件ジョウケン
一郎イチロウ金曜日キンヨウビにデートする
A準備ジュンビ条件ジョウケン状況ジョウキョウカンする条件ジョウケン
デートは1ニンではできない。真弓マユミさんがデートをしてくれるか不明フメイ
B誠実セイジツ(セイ)条件ジョウケンハナ意図イトにかかわる条件ジョウケン
真弓マユミさんとの動向ドウコウノゾんでいる
C本質条件ホンシツジョウケン義務ギムたす条件ジョウケン
真弓マユミさんは返答ヘントウをする義務ギムがある
間接言語行為カンセツゲンゴコウイ適切性テキセツセイ条件ジョウケンいてくことでショウじる言語行為ゲンゴコウイ
金曜日キンヨウビいている」→かけるコト可否カヒ都合ツゴウサキいている
準備条件ジュンビジョウケンカンしていている言語行為ゲンゴコウイ
(例)レイ図書館トショカン場所バショ、ごゾンじですか」そこへミチオシえてしいという
    間接カンセツ言語行為ゲンゴコウイカンガえられる
P・グライス:オースティンの弟子デシのひとり。
独自ドクジカンガえでハナ言葉コトバ研究ケンキュウマエススめる。グライスの公理コウリ
会話カイワにおける、含意ガンイをどのようにとらえるか。
協調キョウチョウ原理ゲンリ:コミュニケーションをうまくススめるために、ハナ協調キョウチョウして
誠実セイジツ事態ジタイっているとカンガえだす。
会話カイワ公理コウリ:4つの原則ゲンソク
@リョウ公理コウリ会話カイワにおいて、必要ヒツヨウ情報ジョウホウ過不足カフソクなくアタえなくてはならない。
必要ヒツヨウがあってのナガ説明セツメイ公理コウリハンしているわけではい。
Aシツ公理コウリイツワりとオモコト根拠コンキョけるコトってはいけない
B関連性カンレンセイ公理コウリ関連カンレンのあるコトわねばならない
C様態ヨウタイ公理コウリサキの3つにハンしていなくても、あいまいにせず、簡潔カンケツ
順序ジュンジョだててハナさなくてはならない
D・ウィルソンとD・スペルベル:英仏エイフツ2ニン認知科学者ニンチカガクシャ
グライスの公理コウリの「関連性カンレンセイ公理コウリ」が曖昧アイマイだと指摘シテキして輪郭リンカクアタえる。
関連性理論カンレンセイリロン提唱テイショウ
関連性理論カンレンセイリロン人間ニンゲン認知ニンチシステムは、自分ジブンにとってナニカカワりがある情報ジョウホウエラす。
(例)レイテレビのテロップにナガれる、自分ジブンオナ名前ナマエタイする反応ハンノウ
関連性カンレンセイ原理ゲンリ@:ヒト認知ニンチ関連性カンレンセイ最大サイダイにするようにハタラ
ハナシ内容ナイヨウ関連性カンレンセイカンガえて、自分ジブンをアップデートする
関心カンシンがあるコト優先ユウセンして処理ショリするようにできている。
関連性カンレンセイ原理ゲンリA:伝達デンタツという行為コウイ最適サイテキ関連性カンレンセイ見込ミコみをツタえる
くほうがそれを解釈カイシャクする労力ロウリョク見合ミアうだけの関連性カンレンセイがある
外国語ガイコクゴ教育キョウイクにおける語用論ゴヨウロン
しゴム、っていない?」所有ショユウ有無ウムいているのではなく
しゴムをしてほしいという依頼イライ意図イトしての発話ハツワである。
世界中セカイジュウ言語ゲンゴでこういった現象ゲンショウがある