主題シュダイの「は」 2021年12月12日
命題メイダイとモダリティ:            
命題メイダイ事後ジゴとなどの客観的キャッカンテキ部分ブブンアラワ コト 言表ゲンヒョウ事態ジタイ 叙述ジョジュツ内容ナイヨウ
モダリティ話者ワシャ気持キモちや心的シンテキ態度タイドアラワす。 ムード 言表ゲンヒョウ態度タイド 陳述チンジュツ 陳述チンジュツ:口頭で述べること。口で言うこと。申し述べること。
叙述ジョジュツ:物事や意見などを、順序どおりに述べること。
もしかしたら アメ かもしれない。
モダリティ 命題メイダイ モダリティ
命題メイダイアラワ格助詞カクジョシ            
まさか 太郎タロウ 原宿ハラジュク 花子ハナコ 紅茶コウチャ んだ とはシンじられない
モダリティ 命題メイダイ モダリティ
命題メイダイから要素ヨウソして、ブン主題シュダイとする「は」のハタラ      
太郎タロウ 原宿ハラジュク 花子ハナコ 紅茶コウチャ んだ。 太郎タロウについていえば
主題シュダイ 解説カイセツ
太郎タロウ話題ワダイとして提示テイジしている。
原宿ハラジュクでは 太郎タロウ 花子ハナコ 紅茶コウチャ んだ。 原宿ハラジュクについていえば
主題シュダイ 解説カイセツ
原宿ハラジュク話題ワダイとして提示テイジしている
花子ハナコとは 太郎タロウ 原宿ハラジュク 紅茶コウチャ んだ。 花子ハナコについていえば
主題シュダイ 解説カイセツ
花子ハナコ話題ワダイとして提示テイジしている
紅茶コウチャ 太郎タロウ 原宿ハラジュク 花子ハナコ んだ。 紅茶コウチャについていえば
主題シュダイ 解説カイセツ
紅茶コウチャ話題ワダイとして提示テイジしている。
格助詞カクジョシブン骨組ホネグみ(命題メイダイ)をすにタイし、
 「は」は分の要素をして、ブン主題シュダイとするハタラきがある。
話者ワシャてた成分セイブンコト主題シュダイい、
 主題について叙述した個所を解説
カク成分セイブン            
命題メイダイナカから話者ワシャエラんだものは主題シュダイとなる。
格助詞カクジョシによってシメされる名詞句メイシク格成分カクセイブン主題シュダイになる可能性カノウセイがある。
名詞句メイシクワタシネコヤスくておいしいラーメン
格助詞カクジョシのついた名詞句メイシク格成分カクセイブン助詞ジョシ「は」が場合バアイ  
格助詞カクジョシの「が」と「を」はカナラえる。      
命題メイダイ リンさん希望キボウする大学ダイガク合格ゴウカクした。
主題シュダイ選択センタク リンさん希望キボウする大学ダイガク合格ゴウカクした。 リンさんを主題シュダイとする
格助詞カクジョシの「が」はえて、助詞ジョシの「は」はノコる。
命題メイダイ 息子ムスコアサごはんツクってくれる。
主題選択シュダイセンタク アサごはん息子ムスコツクってくれる。 アサごはんを主題シュダイとする
格助詞カクジョシの「を」はえて、助詞ジョシの「は」はノコる。
格助詞カクジョシのついた名詞句メイシク格成分カクセイブン助詞ジョシ「は」が場合バアイ  
格助詞カクジョシの「カク」「カク」「カラカク」は格助詞カクジョシノコるのが一般的イッパンテキ  
えるコトもある。          
疑問ギモン
カク命題メイダイ ツクエウエ手紙テガミがあった。       格助詞カクジョシえることもある・・・
主題シュダイ選択センタク ツクエのうえ手紙テガミがあった。 ツクエウエにを主題シュダイとする える例文レイブンサガす。
  格助詞カクジョシの「に」はノコって「には」となっている。  
   
カク命題メイダイ イエチチがいる  
主題シュダイ選択センタク イエチチがいる。 イエにはを主題シュダイとする
  格助詞カクジョシの「に」はノコって「には」となっている。  
             
格命題カクメイダイ 京都キョウトたくさんのおテラた。      
主題シュダイ選択センタク 京都キョウトたくさんのおテラた。 京都キョウトでを主題シュダイとする
  格助詞カクジョシの「で」はノコって「では」となっている。  
   
格命題カクメイダイ イエあまり勉強ベンキョウをしない。  
主題シュダイ選択センタク イエあまり勉強ベンキョウをしない。 イエでを主題シュダイとする
  格助詞カクジョシの「で」はノコって「では」となっている。  
             
カク命題メイダイ トモだち日本語ニホンゴハナしている。      
主題シュダイ選択センタク トモだち日本語ニホンゴハナしている。 トモだちとを主題シュダイとする
  格助詞カクジョシの「と」はノコって「とは」となっている。   トモだち日本語ニホンゴハナしている。:意味イミわる
   トモだち日本語ニホンゴハナしている。:意味イミわる   えることがある・・とは・・このコトかなぁ・・
   
カク命題メイダイ ムスメモノった  
主題シュダイ選択センタク ムスメモノった。 ムスメとを主題シュダイとする
  格助詞カクジョシの「と」はノコって「とは」となっている。   ムスメモノった。:意味イミわる
   ムスメモノった。:意味イミわる   えることがある・・とは・・このコトかなぁ・・
             
カラカク命題メイダイ 教室キョウシツからどもたちがてきた      
主題選択シュダイセンタク 教室キョウシツからどもたちがでてきた。 教室キョウシツからを主題シュダイとする
  格助詞カクジョシの「から」はノコって「からは」となっている。  
   
カラカク命題メイダイ 12から昼休ヒルヤスみだ  
主題選択シュダイセンタク 12から昼休ヒルヤスみだ 12からを主題シュダイとする
  格助詞カクジョシの「から」はノコって「からは」となっている。  
             
格助詞カクジョシのついた名詞句メイシク格成分カクセイブン助詞ジョシ「は」が場合バアイ  
格助詞カクジョシの「ヨリカク」は格助詞カクジョシノコる。      
  疑問ギモン
ヨリカク命題メイダイ アニよりオトウトのほうがタカ       疑問ギモン何故ナゼヨリカクだけ、別枠ベツワクなのか?
主題選択シュダイセンタク アニよりオトウトホウタカい。 アニよりを主題シュダイとする
  格助詞カクジョシの「より」はノコって「よりは」となっている。  
   
ヨリカク命題メイダイ 昨日キノウよりだいぶスズしい  
主題選択シュダイセンタク 昨日キノウよりだいぶスズしい。 昨日キノウよりを主題シュダイとする
  格助詞カクジョシの「より」はノコって「よりは」となっている。  
             
格成分カクセイブン以外イガイ            
@ガ格成分カクセイブンゾウハナ」のマエ部分ブブン主題シュダイとして提示テイジされる ゾウ特徴トクチョウナニですか?
ゾウハナナガ ゾウハナナガい。:ゾウカンしてえば・・・
ゾウ (ゾウの)ハナ ナガ 「象は鼻が長い」の文では、「は」で「象」を取り立てて、象についていえば・・・と
主題シュダイ カク成分セイブン 説明しています。この場合、主題も主語も「象」になります。(主題=主語)
Aガ格成分カクセイブンゾウハナ」のウシろの部分ブブン主題シュダイとして提示テイジされる
ハナゾウナガ クビはキリンがナガ
でもハナゾウナガい。:ハナカンしてえば・・・
ハナ ゾウ(のハナ)が ナガ
主題シュダイ 格成分カクセイブン
命題中メイダイチュウの「ゾウの」の「の」は削除サクジョされている。
B述語名詞ジュツゴメイシマエ部分ブブン主題シュダイとして提示テイジされる
□カキ料理リョウリ広島ヒロシマ本場ホンバである。
命題メイダイ 広島ヒロシマがカキ料理リョウリ本場ホンバである。
広島ヒロシマがカキ料理リョウリ本場ホンバである。
カキ料理リョウリ 広島が本場である。 カキ料理リョウリ主題シュダイとなる カキ料理リョウリ広島ヒロシマ本場ホンバである。
主題シュダイ 述語ジュツゴ名詞メイシ
C格成分カクセイブン述語ジュツゴ一緒イッショ主題シュダイとして提示テイジされる
マドガラスをった太郎タロウである。
命題メイダイ 太郎タロウマドガラスをった。
マドガラスをった 太郎タロウある 太郎タロウマドガラスをった。
主題シュダイ 名詞述語メイシジュツゴ マドガラスをったの太郎タロウである。
格成分カクセイブン+述語ジュツゴわせに「」をけて名詞化メイシカする
命題メイダイノコされた「太郎タロウ」は名詞述語メイシジュツゴになるタメに、「だ。」「である。」
 が
ブンえる「は」            
話題ワダイとなるものが主題化シュダイカされると、主題シュダイ-解説カイセツという関係カンケイになる。
最初サイショされた主題シュダイが、そのアトツヅくすべてのブン主題シュダイとなる。
「は」はツギ主題シュダイアラワれるまで、ブンえて主題シュダイとして存在ソンザイする。
このテンが1つの述語ジュツゴとの関係カンケイカギられる格助詞カクジョシとはオオきくコトなる。
「は」と「が」の用法ヨウホウ            
「は」 助詞ジョシ
「が」 格助詞カクジョシ
文法的ブンポウテキマッタコトなるハタラきをする助詞ジョシである。
「は」の用法ヨウホウ
@「は」は命題メイダイナカからガカク成分セイブン主題シュダイとしててる。
  その提示された主題について、解説する。
田中タナカさん   まだていない
主題シュダイ   解説カイセツ  
A「は」はフタつのコト主題シュダイ提示テイジして、比較ヒカクをする意味合イミアいがある。
日本ニホンナツだが、 ブラジルフユだ。
主題シュダイ対比タイヒ   主題シュダイ対比タイヒ  
主題シュダイ対比タイヒが1つのブンにある場合バアイ
ワタシ ニク キラいだが サカナ きだ。
主題シュダイ 対比タイヒ   対比タイヒ  
ニクサカナ対比タイヒさせている。
ワタシ ニク     キラいだ。
主題シュダイ 対比タイヒ      
ニクナニかとクラべて、ホカモノキラいでないという意味イミフク
ワタシ ニク     キラいだ。
主題シュダイ カク      
対比タイヒ意味イミえて、タンニクキラいという表現ヒョウゲンになる。
「が」の用法ヨウホウ中立チュウリツ叙述ジョジュツ排他ハイタ
無題ムダイブン命題メイダイアラワ事実ジジツを、話者ワシャがそのままツタえるブン
主題シュダイ/トピックがい。このブンには「が」が使ツカわれる。
「あっ、アメってきた。」:ソトトキ アメってきた」がユキっていない。テキホカ意味イミフクむ。
「風冷たい!」:マドけたトキ カゼツメたい」:日差ヒザしはアタタかい:テキホカ意味イミフク
荷物ニモツトドいた。」 荷物ニモツトドいた。」:ホカモノトドかなかった。カレなかったが、荷物ニモツトドいた。テキに他の意味を含む。
このような無題文ムダイブン用法ヨウホウを、中立チュウリツ叙述ジョジュツぶ。
中立叙述の用法は「今、ここ」で話し手がとらえた「新しい情報」
中立チュウリツ叙述ジョジュツブン中立チュウリツ描写ビョウシャブン現象ゲンショウブンともばれる。
◇従属節中の主語に「が」が使われることがオオい。
オトウトトキワタシていた。」
「は」は比較ヒカク ダレ掃除ソウジしたの。ワタシはやりました。対比タイヒ
排他ハイタ複数フクスウ選択肢センタクシナカから焦点ショウテンとなっている事柄コトガラ主語シュゴとしてエラ
     その事実ジジツツタえる。 「が」は排他ハイタ ダレ掃除ソウジしたの。ワタシがやりました。排他ハイタホカヒトでなくワタシ
焦点ショウテンとなっているすべての事柄コトガラす」という意味イミから どこがおもしろかったですか。 沖縄オキナワがおもしろかった
総記ソウキともばれる。 ナニがおいしかったですか。寿司スシがおいしかったです。
どっちがかったですか。こっちがいいです。
質問シツモン 果物クダモノナカナニ一番イチバンきですか」 いつがいいですか。明日アシタがいいです。
コタ 「ブドウきです」
※たくさんある果物クダモノナカで、ホカでもない、ブドウこそが
 という意味イミ
「あの生徒セイトクラスのナカ一番背イチバンセタカい」
※たくさんいる、生徒セイトナカで、ホカならないカレタカ
 という意味イミつ。
新情報シンジョウホウ旧情報キュウジョウホウカンする「は」と「が」の用法ヨウホウ はとガの説明セツメイ方法ホウホウ
ハジめての情報ジョウホウカンしては「が」 「が」はマエ
スデっている情報ジョウホウカンしては「は」が使ツカわれる おじいさん、・・マエにフォーカス:おじいさんが新情報シンジョウホウ
「は」はウシろを
あるところに、おじいさんとおばあさんが いました。 シン情報ジョウホウ おじいさんはヤマ芝刈シバカりに・・・ウシろをフォーカス:おじいさんの行為コウイにフォーカス。
おじいさんは ヤマ芝刈シバカりに 既知キチ情報ジョウホウ
おばあさんは カワ洗濯センタクきました。 既知キチ情報ジョウホウ
ツキきれいだ。 既知キチ情報ジョウホウ一般論的イッパンロンテキにきれいとっている。
ツキきれいだ。 新情報シンジョウホウ今見イマミているツキはとても綺麗キレイ新情報シンジョウホウ解釈カイシャク
「みてごらん、ツキがきれいだよ。」などの状況ジョウキョウ
主語とは              
主語とは、「能動文の動作主と受身文の動作の受け手を示すもの」を指します。
主語は必ずしも「ガ格」とは限りません。例えば、「先生より説明があります」の文では、
説明する動作の主語は「先生」で「ヨリ格」で表し、対象語を「ガ格」で表しています。
また、「私は昨日父に怒られた」の文で、「は」は取り立て助詞で、特に前後の格関係は
表していませんが主題になります
主題とは              
主題とは、「話し手が取り立てた成分」のことを指し、主題について叙述した箇所を
解説と言います。例えば、「象は鼻が長い」の文では、「は」で「象」を取り立てて、
象についていえば・・・と説明しています。この場合、主題も主語も「象」になります。
(主題=主語)
それでは、「タイ料理はあまり食べません」の文の主語はどれでしょうか?
上に書いた主語の説明では、取り立て助詞の「は」も主語に成り得ると書きました。
しかしこの文では、「タイ料理は」は主題にあたり、主語は存在しません。
これが日本語の特徴で、主語が省略されているケースです。日本語はこのように主語が省略され、
「主題+説明」という構文をとる文が多いのが特徴です。そのため必ずしも
主題=主語にはならないのがポイントです。