第一の動詞 |
状態を表し、時間を超越したもの。基本「〜ている」にならない。 |
状態動詞
・イ/ナ形容詞述語・名詞述語はル形で現在を表す。 |
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動詞の分類
PDF 19 |
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状態動詞 |
いる |
ある |
要る |
できる |
話せる(可能形) |
タ形 |
机の上に本があった。 |
過去形 |
過去 |
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存在する |
錆びる |
勝る |
異なる |
テイル接続可能 |
ル形 |
机の上に本がある。 |
非過去 |
現在 |
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第二の動詞 |
動作、作用を表しその動作の継続があるもの。 |
継続動詞/動作動詞のル形は未来を表す。 |
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参考資料:状態動詞 |
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動き動詞 |
食べる |
飲む |
話す |
歌う |
歩く |
書く |
ル形 |
@
お茶を飲む。 |
非過去 |
未来 |
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非状態動詞 |
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動詞の分類 PDF 19 |
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継続動詞 |
笑う |
散る |
降る |
泳ぐ |
作る |
住む |
テイル形 |
A お茶を飲んでいる。 |
非過去 |
現在 |
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住む👉住んでいる👉住んだ(継続動詞としての解釈) |
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住む👉住んだ👉住んでいる(瞬間動詞としての解釈) |
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金田一分類 |
太る:瞬間的でなく継続動詞 太っている(結果の状態) |
[動きの進行] |
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なぜなら、「住む」という動詞は状態の継続を表す意味もあり |
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動作動詞 |
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継続動詞になたったり瞬間動詞になる動詞もあります。 |
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乾く:瞬間的でなく継続動詞 乾いている(結果の状態) |
タ形 |
B
お茶を飲んだ。 |
過去形 |
過去 |
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金田一分類ではない |
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変化が瞬間ではない、つまり継続動詞でも、 |
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第三の動詞 |
動作、作用を表すが、その動作が一瞬にして終わるもの。 |
瞬間動詞/変化動詞のル形は未来を表す。 |
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「〜ている」形の意味が「進行中」ではなく、 |
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動き動詞 |
死ぬ |
倒れる |
完成する |
閉める |
汚れる |
曲がる |
ル形 |
@ 真実を知る。 |
非過去 |
未来 |
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「結果の状態」を表す動詞もあります。 |
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非状態動詞 |
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例えば「太る」です。 太る ⇒ 太った ⇒ 太っている |
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瞬間動詞 |
増える |
座る |
始まる |
知る |
届く |
決まる |
タ形 |
A 真実を知った。 |
過去形 |
過去 |
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これは、太るという変化が瞬間に起こるわけではないので、 |
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「継続動詞」に分類されます。 |
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金田一分類 |
見つかる |
終わる |
到着する |
突く |
発売する |
割れる |
テイル形 |
B 真実を知っている。 |
非過去 |
現在 |
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しかし、「太っている」の意味は |
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変化動詞 |
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「太った」の結果の状態が続いているということです。 |
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※着脱の動詞は継続/瞬間の両方の性質がある「着る/はく」 |
[動きの結果の状態] |
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つまり、継続動詞「太る」の「〜ている」形が、「進行中」ではなく、 |
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金田一分類ではない |
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「結果の状態」をあらわしています。 |
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第四の動詞 |
時間概念を含まず、「ある状態を帯びていること」を表す。 |
彼は優れる(×)ル形は無い。すべて「〜ている」に接続する。 |
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「継続動詞」と「瞬間動詞」について書きましたが、「太る」や「乾く」という |
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第四の動詞 |
ずば抜ける |
優れる |
そびえる |
テイル形 |
山がそびえている。 |
非過去 |
現在 |
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動詞の分類について矛盾?があると指摘されて、 |
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最近ではこれらすべてを「動き動詞」(非状態動詞)と呼ぶようです。 |
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変化動詞 |
ありふれる |
ひょろひょろする |
[状態の継続] |
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その中でも「〜ている」を付けて主体の動きに継続性があるものを「動作動詞」とし、 |
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主体の変化の結果の状態を表すものを「変化動詞」とする分類方法もあります。 |
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「中」の接続 |
「〜中」*継続動詞なら可能(〇)販売中(〇)食事中 / 瞬間動詞では接続不可 (✖) 発売中 (✖)到着中 (✖)故障中 |
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