呉音ゴオン 5-6世紀セイキツタわった、揚子江ヨウスコウ下流地域カリュウチイキ南方音ナンポウオン朝鮮半島経由チョウセンハントウケイユツタわった。「対馬音ツシマオン」とばれ、『古事記コジキ』『万葉集マンヨウシュウ』で使ツカわれた。仏教用語ブッキョウヨウゴオオい。
行者ギョウジャ 行列ギョウレツ 修行シュギョウ 苦行クギョウ 境内ケイダイ 天女テンニョ 怨霊オンリョウ イロ 9 明日ミョウニチ 東京トウキョウ 漢字関連カンジカンレン PDF 12
ぎょうしゃ ぎょうれつ しゅぎょう くぎょう けいだい てんにょ おんりょう しき きゅう みょうにち とうきょう
漢音カンオン 7-9世紀セイキころ、ズイトウからの留学生リュウガクセイ遣唐使ケントウシなどがカエったオト。『日本書紀ニホンショキ』で使ツカわれた。呉音ゴオンはやわらかくこえて、漢音カンオンカドがあるようにこえる。
行動コウドウ 行程コウテイ 旅行リョコウ 内部ナイブ 女性ジョセイ 幽霊ユウレイ 9 明月メイゲツ 黎明レイメイ 明暗メイアン 京王ケイオウセン 連濁レンダク 連濁レンダクU
こうどう こうてい りょこう ないぶ じょせい ゆうれい めいげつ れいめい めいあん けいおうせん
唐音トウオン 宋、元、明ソウ、ゲン、ミンなどの時代ジダイ禅僧ゼンソウ商人ショウニンツタえたオト。日常生活に根付いているものの素直に読めないものが多い。 トウソウオンともばれる。  
行脚アンギャ 行燈アンドン 行宮アングウ 和尚  椅子イス 箪笥タンス 扇子 明朝ミンチョウ メイフエ 明楽ミンガク 北京ペキン
あんぎゃ あんどん あんぐう おしょう いす たんす せんす みんちょう みんてき みんがく ぺきん
焼売 饅頭 西瓜 南京ナンキン 挨拶アイサツ 暖簾ノレン 提灯チョウチン 納戸ナンド      
しゅうまい まんじゅう すいか なんきん あいさつ のれん とうろう なんど      
連濁レンダク 連濁=子音交替 後語の1文字目が濁音に変化。和語ワゴ連濁レンダクしやすい。漢語カンゴマレで、外来語ガイライゴキワめてマレマエ鼻音ビオン畳語ジョウゴ連濁レンダクしやすい。ガギョウ鼻濁音ビダクオン
手紙テガミ 色紙イロガミ 川岸カワギシ 長靴ナガグツ 夜空ヨゾラ 戸棚トダナ 鼻血ハナヂ 台所ダイドコロ 人々ヒトビト 円高エンダカ 旅人タビビト
日差ヒザ 三日月ミカヅキ きずし 三千円サンゼンエン ごみバコ 本棚ホンダナ 山桜ヤマザクラ 神々カミガミ 火花ヒバナ 肩車カタグルマ 陰口カゲグチ
漢語カンゴケイ 野菊ノギク 腰巾着コシギンチャク 株式会社カブシキガイシャ 夫婦喧嘩フウフゲンカ 山葵醤油ワサビジョウユ (外来語系)いろはがるた 雨がっぱ  
ライマンの法則とは、後ろの語にもとから濁音がある場合は連濁しないという法則。       ライマンの法則ホウソク 例外レイガイ
春風ハルカゼ 手鏡テカガミ 星屑ホシクズ 縄跳ナワト ニシキへび オオトカゲ エリマキトカゲ   なわばしご
連濁レンダク例外レイガイ 並列ヘイレツ 漢語カンゴ 複合語フクゴウゴ 外来語ガイライゴ 名詞メイシ+動詞ドウシ目的語モクテキゴケイ            
並列系ヘイレツケイ山川ヤマカワ目鼻メハナ草木クサキ後先アトサキい (漢語系カンゴケイ水鉄砲ミズテッポウ輸入品ユニュウヒン骨折ホネオゾン複合語フクゴウゴケイ  
(外来語ケイ)デジタルカメラ (目的語ケイ)草刈り:くさをかる パンり:パンを切る      
テンオト 転音=母音交代  語が複合するときに前の語の後ろの1文字目の母音が交替する現象。        
雨傘アマガサ 酒樽サカダル 酒屋サカヤ 風上カザカミ 木陰コカゲ 白玉シラタマ 舟唄フナウタ 爪楊枝ツマヨウジ  
がさ だる かみ かげ たま うた ようじ      
音韻オンイン添加テンカ  [s] が追加ツイカされる   [i]が追加ツイカ 音位オンイ転換テンカン 語内部で子音が入れ替わる現象      
春雨ハルサメ 霧雨キリサメ サオ 詩歌シイカ アタラしい たらしい 秋葉原アキハバラ あきはばら シタツヅミ したづつみ
はる きり まっ らた-しい あき--はら した-つづみ
音韻オンイン融合ユウゴウ 前の語と後ろの語が融合     音韻オンイン脱落ダツラク 音韻脱落とは複合語の音の一部がなくなる現象    
狩人カリュウド 若人ワコウド 仲人ナコウド   裸足ハダシ はだし 河原カワラ かわら    
かりうど わこうど なこうど   はだかあ かわ    
半濁音化ハンダクオンカ /p/ を含む音「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ・ぴゃ・ぴゅ・ぴぇ・ぴょ」の各音節の総称である。丸状の記号「゜」は、半濁点と呼ばれる。  
審判シンパン 折半セッパン 突発トッパツ 一方イッポウ 絶品ゼッピン 湿布シップ 音符オンプ 執筆シッピツ  
しんぱん せっぱん とっぱつ いっぽう ぜぴん しっぷ おんぷ しっぴつ  
連声レンジョウ 連声とは、二つの語が連接するときに前の語の末尾のm/n/tが、後の語の先頭のア・ヤ・ワ行をマ・ナ・タ行の音に変化させること。  
因縁インネン 銀杏ギンナン 反応ハンノウ 親王シンノウ 観音カンノン 三位サンミ 陰陽オンミョウ 雪隠セッチン  
いんねん ぎんなん はんのう しんのう かんのん さんみ おんみょう せっちん  
熟字訓ジュクジクン 1文字モジずつ単語タンゴむのではなく、2以上イジョウ漢字カンジからなる熟字ジュクジヒトつのカタマリとして訓読クンヨみするもの。        
紅葉モミジ 硫黄イオウ 叔母オバ 白髪シラガ 素人シロウト 土産ミヤゲ 浴衣ユカタ 眼鏡メガネ 部屋ヘヤ 息子ムスコ 時雨シグレ 熟字訓ジュクジクン
もみじ いおう おば しらが しろうと みやげ ゆかた めがね へや むすこ しぐれ
慣用音カンヨウオン 声符である旁から勝手に類推して読んだ音で、間違って定着したものや発音しやすく言い換えられたものを指す      
消耗ショウモウ 輸入ユニュウ 枯渇コカツ 攪拌カクハン 設立セツリツ 情緒ジョウチョ  
しょうもう ゆにゅう こかつ かくはん せつりつ じょうちょ          
ジュウバコ 音読オンヨみ+訓読クンヨ 熟語は音読み同士ドウシ・訓読み同士ドウシを組み合わせてむ。その例外としての変則的な読み方。    
シゴト ハンコ ジモト エキマエ 重箱読ジュウバコヨみと湯桶読ユトウヨ一覧イチラン
サツタバ 重箱読みは88種類、湯桶読みは137種類あります。
ゴイシ 鹿 シアイ
ユトウ 訓読クンヨみ+音読オンヨ                  
ヨコチョウ
宿 アネキ
コバン バメン
音読オンヨ ダイ エキ ニク タチ ザツ ヨウ ホン チャ トコロ
イキクチツウン ちゃ え/かい しょ
訓読クンヨ ドン コト カレ ユウ カブ トシ ドコロ
どん こ・し こと かれ ゆう かぶ とし ところ
和語ワゴ ひらがなで表記するか、訓読みになることばが和語。   形容詞ケイヨウシオオい。ナ形容詞ケイヨウシはわずか。具体的グタイテキで、意味範囲イミハンイヒロ  
おやつ 友達トモダチ アル シズかな きな キラいな ヤマカワウミソラホシクモハナトリムシサカナ
漢語カンゴ 漢字で表記して、訓読みではなく音読みすることばが漢語。言い方が固くなる。抽象的チュウショウテキ表現ヒョウゲン出来デキるが、意味範囲イミハンイセマい。    
間食カンショク 友人ユウジン 自然シゼン 愛情アイジョウ 清酒セイシュ 環境カンキョウ 雷雨ライウ 食物ショクモツ 猛暑モウショ 雷雨ライウ 交流コウリュウ
混種語コンシュゴ 外来語=カタカナ語 バス・カメラ・                
「読書する」 読書は漢語、するは和語 「送付先」 送付は漢語、先は和語 「駅前ビル」 駅は漢語、前は和語、ビルは外来語
「カメラ小僧」 カメラは外来語、小は和語、僧は漢語 「輪ゴム」 輪は和語、ゴムは外来語 「窓ガラス」 窓は和語、ガラスは外来語
「大型観光バス」 大型は和語、観光は漢語、バスは外来語 折れ線グラフ 折れは和語、線は漢語、グラフは外来語    
同音ドウオン連呼レンコ 改定現代仮名遣い (1986)」原則ゲンソク「じ・ず」を使用するが「ぢ・づ」を使用可能な場合の条件の一つが「同音連呼」   同音連呼ドウオンレンコ例外レイガイ
む チヂ れる チヂれる   こまる チヂこまる   いち
み ツヅミ ら 葛籠ツヅラ   く ツヅ る ツヅ いちるしい
二語ニゴ連合レンゴウ 改定現代仮名遣い (1986)」原則ゲンソク「じ・ず」を使用するが「ぢ・づ」を使用可能な場合の条件の一つが「二語の連合」    
はな   そこから いれ     ちり   みか
たけ     にい     くり   つく
おこかい わしかみ うらける ゆきまる ねばりよい つね
二語連合ニゴレンゴウ 例外レイガイ せかいじゅ いな   かた     さか
ほお   つま   ひざま うで   ゆう   しん
レツ仮名カナ 改定現代仮名遣い (1986)」習慣シュウカンによる特例トクレイにて オ列の仮名に「お」を添えて書く。 原則はオ列の仮名に「う」を添える。 おうさん  
かみ
    ほの     むね   よそ
ろぎ やけ もよ ずき いきど  
転訛テンカ 転訛形とは、本来の音がなまって変化した形。=縮約形シュクヤクケイともいわれる            
やめとく(やめておく) してるの(しているの)カエらなきゃカエらなければ)しちゃう(してしまう)  
かなきゃかなければ)やっちゃいなよ(やってしまいなよ):動詞ドウシ+動詞ドウシ複合フクゴウ動詞ドウシ転訛テンカミジカくなる  
すっごく(すごく) とっても(とても)やっぱり(やはり):促音ソクオンれて強調キョウチョウした転訛形テンカケイナガくなる  
わかんない(わからない)ぼくんち(ぼくのうち)アソんだもんだ(あそんだものだ) っとくっておく)じゃぁ(では)
異字同訓イジドウクン 異なる漢字で意味の近い語が、訓で読むと同じになるもの。同訓異字 ハク ハクミジカくなるケース      
アヤマる アヤマ る    ヨーロッパ [ヨロパ] シーフード [シフド]  異字同訓イジドウクン
アラワす アラワ オコる こる   こんにちは [こにちは] レポート [レポト] 
オサめる オサめる る    84エン切手キッテ [はちじゅよえ きて] 先生センセイ [せせ]
アツい アツい アツ う    メール [メル] あさって [あさて]  
ウタ ウタ ウタ がる がる   って [とて] ページ [ペジ] 切符キップ [きぷ]
類義語ルイギゴ 部分的には同じ意味を持っているが、それぞれに異なる意味も持っている語彙。広義コウギには同義語ドウギゴフクむ。      
昨日キノウときのう イエ住居ジュウキョ   きれいとウツクしい がるとノボ 遊戯ユウギとゲーム   類義語ルイギゴ一覧イチラン
ホテルと旅館リョカン 安全アンゼン無事ブジ 天気テンキ天候テンコウ 経験ケイケン体験タイケン 安全アンゼン無事ブジ  
同義語ドウギゴ 類義語関係の中で指し示す対象の範囲がほぼ同じものを同義語と呼ぶ。使用シヨウされる文体ブンタイレベルがコトなる。マッタ同義語ドウギゴうのは非常ヒジョウカギられる。  
ホン書物ショモツ   病気ビョウキとやまい 登山トザン山登ヤマノボ ごはんとライス 便所ベンジョ お手洗テアラ  
対義語タイギゴ 反義語ともいう。品詞ヒンシわるレイ 元気ゲンキな(ナ形容詞ケイヨウシ)-病気ビョウキの(名詞メイシ) 綺麗キレイな(ナ形容詞ケイヨウシ)-キタナい(イ形容詞ケイヨウシワカい(イ形容詞ケイヨウシ)-いた(動詞ドウシ+助動詞ジョドウシ「た」)
相補的ソウホテキ ウラ/オモテ セイ/ 北半球キタハンキュウ/南半球ミナミハンキュウ 両極的リョウキョクテキ 入学ニュウガク/卒業ソツギョウ 北極ホッキョク/南極ナンキョク 相手アイテ対義タイギ オヤ/ センセイ/生徒セイト 医者イシャ/患者カンジャ  
連続的レンゾクテキ ナガい/ミジカい 広い/狭い(イ形容ケイヨウシ 視点的シテンテキ ミギ/ヒダリ 売る/買う ヒラいた対義タイギ 和室ワシツ/洋室ヨウシツ 原則ゲンソク/例外レイガイ ウサギ/カメ
多義語タギゴ 基本義から拡張した、様々な意味が多義となる              
アマ アマさ、アマ歌声ウタゴエアマ採点サイテン   オモ 責任セキニンオモい 気分キブンオモ    
カベ カベにぶつかる カベえる アタマ アタマカタい アタマハイらない    
ハシ イタみがハシる、衝撃ショウゲキハシ   カードをる エン    
外来語ガイライゴ ポルトガル 中世末期、キリスト教の宣教師によって伝えられた言葉が多いようです。      
パン タバコ カッパ かるた ボタン ブランコ ジュバン(襦袢ジュバン 外来語ガイライゴレイ
オランダ 江戸時代に伝わった言葉が多いようです。            
ビール コーヒー ランドセル ラッパ ゴム ペンキ ランプ ガラス コップ
フランス 近代に伝わった言葉で、芸術、服飾、料理関係の言葉が多いようです。        
英語エイゴ90% アトリエ シャンパン コンソメ マヨネーズ コロッケ グラタン オムレツ
片仮名カタカナ ドイツ 近代に伝わった言葉で、医学、哲学関係の言葉が多いようです。        
ガーゼ カプセル カルテ ノイローゼ ワクチン ゼミナール
借用語シャクヨウゴ イタリア 近代に伝わった言葉で、音楽関係の言葉が多いようです。        
和製英語ワセイエイゴ オペラ クラリネット ソナタ ソプラノ テンポ フィナーレ
音素オンソ 音素オンソオナオトとしてホカ区別クベツされる、オナ役割ヤクワリ機能キノウつ、音声オンセイ集合体シュウゴウタイ 異音イオン抽象的チュウショウテキ音素オンソ具現化グゲンカしたもの    
音素オンソ /g/ 異音イオン [g][ŋ][ɤ] 音素オンソ /s/ 異音イオン [s][θ][ɕ]  
形態素ケイタイソ 意味イミニナう、最小サイショウ単位タンイ。形態素が音形を伴って現れたものを、異形態と呼ぶ。          
形態素ケイタイソ サケ {sake} の 異形態イケイタイ 甘酒アマザケ[ama-zake] 酒屋サカヤ[saka-ya] 居酒屋イザカヤ [i-zaka-ya]  
形態素ケイタイソ サクラ{sakura}の 異形態イケイタイ サクラ [sakura] 山桜ヤマザクラ [yaama-zakura]  
形態素ケイタイソ カサ {kasa} の 異形態イケイタイ カサ [kasa] 雨傘アマガサ [ama-gasa]        
助数詞ジョスウシ 直前チョクゼンが/Q/促音ソクオン場合バアイ/p/ がアラワれる。 直前チョクゼンが/N/撥音ハツオン場合バアイ/b/がアラワれる。直前チョクゼン和語ワゴ場合バアイ/h/がアラワれることがオオい。不規則フキソク    
ヒキ いっぴき PIKI にひき HIKI さんびき BIKI ハツ いっぱつ にはつ さんぱつ
ホン いっぽん PON にほん HON さんぼん BON フン いっぷん にふん さんぷん
マイ いちまい MAI にまい MAI さんまい MAI ハン いっぱん にはん さんぱん
バン いちばん BAN にばん BAN さんばん BAN シナ ひとしな ふたしな みしな
一字イチジ漢字カンジ動詞ドウシ 辞書形ジショケイ ナイケイ マスケイ ケイ ケイ ケイ 意向形イコウケイ 命令形メイレイケイ その
五段動詞ゴダンドウシ アイ アイない アイします アイして アイした アイせば アイそう アイ ハン ※サ変動詞ヘンドウシ五段活用ゴダンカツヨウススんでいる。
変動詞ヘンドウシ アイする アイすれば ハンする する ヘン アイする アイしない アイします アイして アイした アイすれば アイしよう アイ
リャク 五段動詞ゴダンドウシ リャク リャクさない リャクします リャクして リャクした リャクせば リャクそう リャク ヤク カク アイさない アイそう
変動詞ヘンドウシ リャクする リャクすれば ヤクする する 五段ゴダン アイする アイさない アイします アイして アイした アイせば アイそう アイ
テキ 五段動詞ゴダンドウシ テキ テキさない テキします テキして テキした テキせば テキそう テキ ネッ
変動詞ヘンドウシ テキする テキすれば ネッする する 相違点ソウイテン 同化ドウカした 相違点ソウイテン 同化ドウカした
基本キホン ヘン する しない します して した すれば しよう しろ    
シン 上一段カミイチダン シンじる シンじない シンじます シンじて シンじた シンじれば シンじよう シンじよ    
変動詞ヘンドウシ シンずる シンずれば    
アン 上一段カミイチダン アンじる アンじない アンじます アンじて アンじた アンじれば アンじよう アンじよ    
変動詞ヘンドウシ アンずる アンずれば    
カン 上一段カミイチダン カンじる カンじない カンじます カンじて カンじた カンじれば カンじよう カンじろ    
変動詞ヘンドウシ カンずる カンずれば    
ロン 上一段カミイチダン ロンじる ロンじない ロンじます ロンじて ロンじた ロンじれば ロンじよう ロンじろ    
変動詞ヘンドウシ ロンずる ロンずれば    
和製ワセイ漢字カンジ 中国から伝来した漢字ではなく、日本で作られた漢字体の文字を指し、国字、和字、倭字、皇朝造字などとも呼ばれる
返事ヘンジ 出張シュッチョウ 新聞シンブン 文化ブンカ 思想シソウ 法律ホウリツ 科学カガク 物理ブツリ 時間ジカン 美術ビジュツ  
 
資本シホン 自由ジユウ 革命カクメイ 共産主義キョウサンシュギ 見物ケンブツ 火事カジ 心配シンパイ ハタラ トウゲ ミソギ  
 
ギョウ鼻濁音ビダクオン ガ行子音音素/ɡ/における鼻濁音の異音イオンである有声ユウセイ軟口蓋ナンコウガイ鼻音[ŋ]「カ゜キ゜ク゜ケ゜コ゜」 高齢者コウレイシャ/放送局ホウソウキョクでは使ツカけ=条件ジョウケン異音イオン 若者ワカモノアイダでは減少ゲンショウチュウ
鼻濁音ガ行鼻濁音[ŋ] 介護士カイゴシ 大学生ダイガクセイ 銀河ギンガ 十五夜ジュウゴヤ 七五三シチゴサン 大会社ダイガイシャ 小学校ショウガッコウ オルガン カアさん入学式ニュウガクシキた。
語中ゴチュウのŋ 語中ゴチュウのŋ 語尾ゴビのŋ 数字スウジ意味イミ減少ゲンショウ 普通フツウ名詞化メイシカ 連濁レンダク 結束ケッソクダイ 1テキ フル外来語ガイライゴ 語中の助詞ジョシの[ŋ]
ギョウ破裂音ハレツオン 銀座ギンザ 技術者ギジュツシャ 画廊ガロウ 五十五分ゴジュウゴフン 経済学部ケイザイガクブ 高等学校コウトウガッコウ セネガル 元気ゲンキ がらがら げらげら
ガ行破裂音[g]鼻濁音
語頭ゴトウのg 語頭ゴトウのg 語頭ゴトウのg 数詞スウシの5 結束ケッソクショウ 2語的ゴテキ 外来語ガイライゴ 敬語ケイゴ接頭セットウアト 擬音語ギオンゴ 擬声語ギセイゴ
転成名詞テンセイメイシ 別の品詞から名詞になった語を転成名詞    
@動詞の連用形が名詞になったもの 連用形レンヨウケイ=マスケイ  
流れる→流れ、話す→、蹴る→蹴り 仕事シゴトカエ  
暮らす→暮らし 物を語る→物語  
かばんを持つ→かばん持ち  
所帯を持つ→所帯持ち  
力を持つ→力持ち      
A形容詞の連用形が名詞になったもの    
近い→近く   
遠い→遠く        
Bイ形やナ形語幹に「さ/み/け」    
などの接尾辞がついて名詞になったもの  
痛さ 親切さ 辛み 寒け 苦み      
1 ナ行で始まる音読みとザ行で始まる音読みの2つがある場合、ナ行の方が呉音、ザ行の方が漢音である。例:日=ニチ・ジツ、然=ネン・ゼン、若=ニャク・ジャク
2 ナ行で始まる音読みとダ行で始まる音読みの2つがある場合、ナ行の方が呉音、ダ行の方が漢音である。例:男=ナン・ダン、女=ニョ・ジョ、怒=ヌ・ド
3 マ行で始まる音読みとバ行で始まる音読みの2つがある場合、マ行の方が呉音、バ行の方が漢音である。例:米=マイ・バイ、万=マン・バン、美=ミ・ビ
4 同じ行の濁音(ガ行・ザ行・ダ行・バ行)で始まる音読みと清音(カ行・サ行・タ行・ハ行)で始まる音読みの2つがある場合、濁音の方が呉音、清音の方が漢音である。例:極=ゴク・キョク、成=ジョウ・セイ、白=ビャク・ハク
5 チで終わる音読みとツで終わる音読みの2つがある場合、チの方が呉音、ツの方が漢音である。例:一=イチ・イツ、八=ハチ・ハツ、質=シチ・シツ
3つの見分ミワカタ
呉音ゴオン 行者ギョウジャ(ぎょうじゃ)
色(シキ)
境内の「内」(ケイダイ)
修行の「行」(シュギョウ)
天女の「女」(テンニョ)
怨霊の「霊」(オンリョウ) 長ズボン 長は和語、ズボンは外来語
粉ミルク 粉は和語、ミルクは外来語
重箱 重は漢語、箱は和語
漢音カンオン 旅行リョコウ 日本語ニホンゴみでオオいのは漢音カンオン 足フェチ 足は和語、フェチは外来語
内部の「内」(ナイブ) バイトする バイトは外来語、するは和語
行動の「行」(コウドウ)
女性の「女」(ジョセイ) 送付先 送付は漢語、先は和語
幽霊の「霊」(ユウレイ)
客寄せパンダ 客は漢語、寄せは和語、パンダは外来語
マンション管理組合 マンションは外来語、管理は漢語、組合は和語
唐音トウオン 行脚アンギャ ※あまりオオくはない
行灯(アンドン)
挨拶(アイサツ)
暖簾(ノレン)
提灯(チョウチン)
納戸(ナンド)
慣用カンヨウオン 消耗ショウモウ モウ=コウと
異字イジ同訓ドウクン がる がる がる
熟字訓ジュクジクン 紅葉モミジ=もみじ
仮名遣カナヅカ
契沖仮名遣ケイチュウカナヅカ
歴史的仮名遣レキシテキカナヅカ 明治時代メイジジダイ
現代ゲンダイかなづかい 1946ネン
現代仮名遣ゲンダイカナヅカ 1986ネン
ヨッ仮名カナ
原則ゲンソクはざギョウのじ・ずを使ツカ
同音の連呼によって生じた「ぢ」「づ」
例 ちぢむ(縮む) つづく(続く) つづみ(鼓)
二語の連合によって生じた「ぢ」「づ」
例 はなぢ(鼻+血) そこぢから(底+ちから) たけづつ(竹+筒) みちづれ(道+連れ)
文字モジ表記ヒョウキ@ 漢字カンジ ########
日本語ニホンゴ文字モジとして、ひらがな、カタカナ、漢字カンジの3つの表記体系ヒョウキタイケイ世界セカイでただヒトつの言語ゲンゴ
学習者ガクシュウシャにとっては大変タイヘン言語ゲンゴである。
漢字カンジ成立セイリツから現代ゲンダイまで
文字モジ元々モトモト進化シンカしたモノ
ヒエログリフ=象形文字ショウケイモジ古代コダイエジプトでモチいられた
Hieroは神聖シンセイ
Glyphは伝達記号デンタツキゴウ
象形文字ショウケイモジくのに時間ジカンかるので、どんどん簡単カンタンになっていった。
ヒョウ文字モジ漢字カンジオト意味イミシメ文字モジ
ヒョウオン文字モジ:アルファベット:オトだけをシメ文字モジ
ヒョウ文字モジ意味イミだけをシメ文字モジ厳密ゲンミツには漢字カンジヒョウ文字モジ
歴史レキシ
甲骨コウコツ文字モジモットフル漢字カンジホネキザまれた文字モジ
篆書テンショ甲骨文字コウコツモジ整理セイリ洗練センレンされたカタチ文字モジ中間チュウカンのようなオモムキがある。
(てんしょ) 日本ニホンのパスポートの表紙ヒョウシにある、「日本ニホンコク旅券リョケン」の文字モジ
隷書レイショ前漢ゼンカン後漢ゴカン時代ジダイ篆書テンショ隷書レイショ発展ハッテンした
(れいしょ)
楷書カイショフデ場合バアイハジめ、中間チュウカンめがはっきりしているので
(かいしょ) 現代ゲンダイ漢字カンジ完成形カンセイケイといえる
地域チイキ
簡体字カンタイジ中国チュウゴク本土ホンドやシンガポール、マレーシアで採用サイヨウ、1950ネンからと歴史レキシアサく、簡単カンタンにされている。
(かんたいじ)
繁体字ハンタイジ台湾タイワン香港ホンコン採用サイヨウムカシ漢字カンジで、画数カクスウなどは圧倒時アットウトキオオい。漢字カンジウツクしさなどにホコりがある。
(はんたいじ)
簡体字カンタイジ繁体字ハンタイジ両方リョウホウ理解リカイできるヒトスクないので、中華圏向チュウカケンムけの出版物シュッパンブツ両方リョウホウ出版シュッパン
新字体シンジタイ日本語ニホンゴモチいている漢字カンジ
六書リクショ後漢時代ゴカンジダイ、それ以前イゼン文字モジ研究ケンキュウがされて、漢字カンジを6つのカテゴリーにけた。
(りくしょ) 現代ゲンダイでも通用ツウヨウする分類ブンルイである。
@象形文字ショウケイモジ:実際のものを文字にした物
馬・山・口
Aユビコト文字モジ:数や方向などの概念を文字にした物
上・中・「一・二・三」
B会意カイイ:二つを組み合わせて、意味を合わせた文字
林=+ 森=沢山タクサンヤスヒトりかかる
C形成ケイセイ意味イミアラワオトアラワ音符オンプわせ。文字モジの9ワリがこのカテゴリー
キヨミズ意味イミがある、サンズイとセイというオトをおらわすアオわせて成立セイリツ
Dテン注:ラク元々モトモト楽隊ガクタイという音楽オンガクカンする意味イミだったものを、「ラク」とんで
タノしいコトという意味イミにしたというセツ
Eカリ借:モト意味イミ関係カンケイなく、オトだけを転用テンヨウするもの
(かしゃ) マメ」は元々モトモトアシタカ食器ショッキ意味イミだったものを、このオトだけって
「まめ」の意味イミモチいるようにした。
タノしくマメくう森山誠一モリヤマセイイチ
タノしく:テン 運用ウンヨウモトづく
マメくう:カリ 運用ウンヨウモトづく
モリ会意カイイ ちにモトづく
ヤマ象形文字ショウケイモジ ちにモトづく
キヨシ形成ケイセイ ちにモトづく
イチ会意カイイ ちにモトづく
漢字カンジわせ要素ヨウソ
漢字カンジタテヨコって、ヒダリミギウエシタの4つにけて、マワりにカカわるもの3つにかれる
部首ブシュとはオナ概念ガイネンだけど、ミギるものはオトアラワすので厳密ゲンミツにはチガう。
ヘン(へん):左右サユウけたトキヒダリ
セイ」サンズイや「カミ」コロモヘン
ツクリ(つくり):左右サユウけたトキミギ
キヨ」「アオ」のセイのようにオトシメすものがほとんど。
キョウ」「カズ」の右側ミギガワの「ぼくづくり」などは分類ブンルイ手掛テガかりで部首ブシュになる。
コウ」「アタマ」の右側ミギガワの「おおがい」
かんむり(カンムリ):上下ジョウゲけたトキウエ部分ブブン
クサ:くさかんむり ササ:たけかんむり ほとんどが部首ブシュになる
あし(アシ):上下ジョウゲけたシタ部分ブブン
ココロザシ」「カナ」のココロ 「バン」「エキ」のサラなども部首ブシュになる
たれ(タレ):漢字カンジウエからヒダリタレ 「ヤマイ」「ミセ
にょう(メグ):ヒダリからシタるしんにょう。「ハイ
かまえ(カマ):文字全体モジゼンタイカコう。 「クニ」「カコ
日本語ニホンゴ漢字カンジ
漢字カンジハイってきたのは5世紀セイキころとカンガえられていて、当時トウジオトシメ道具ドウグとして
漢字カンジモチいられていて、意味イミカンガえなかった。
六書的リクショテキ分類ブンルイでは、「カリ」になり、このような使ツカカタ万葉集マンヨウシュウモチいられて
万葉仮名マンヨウガナ」とばれ、平安時代ヘイアンジダイに、ひらがな、カタカナにわったと推測スイソクされる。
日本ニホンにおける漢字カンジ特徴トクチョウ
@1つの漢字カンジ複数フクスウカタがある
行進コウシン:コウは漢音カンオン
行列ギョウレツ:ギョウはオン
行脚アンギャ:アンはトウオン
A異字イジ同訓ドウクン訓読クンヨ作成時サクセイジ日本語ニホンゴ言葉コトバ複数フクスウ漢字カンジをあててしまった
ウタウタ
ける=ける
訓読クンヨみは漢字カンジ日本語ニホンゴ言葉コトバオトてたもの。音読オンヨみはカタカナ表記ヒョウキ
訓読クンヨみはひらがな表記ヒョウキとされるのが普通フツウ
音読オンヨみは当時トウジ中国チュウゴクオト日本ニホン音韻オンインてはめてんだもの
漢字カンジシステムのおカゲで、やまと言葉コトバ苦手ニガテとしてた、「機構キコウ」「推論スイロン」などの
抽象概念チュウショウガイネンハジめて、日本語ニホンゴ表現可能ヒョウゲンカノウになった。
和製漢字ワセイカンジ国字コクジ日本独自ニホンドクジ漢字カンジツクした
トウゲ」「ツジ」「ハタラ
国字コクジでも音読オンヨみはある。「ハタラ」=「はたらく」「ドウ」
オナじく漢字カンジ輸入国ユニュウコクの、韓国カンコクやベトナムでも同様ドウヨウ状況ジョウキョウがみられる
漢字カンジ危機キキ
前島マエジマヒソカ(ひそか):郵便制度ユウビンセイド創設ソウセツ有名ユウメイ
明治前メイジマエの1866ネン漢字カンジ制限セイゲンする建白書ケンパクショ幕府バクフした。
郵便ユウビン」「切手キッテ」などを造語ゾウゴしたので漢字カンジ廃止論者ハイシロンシャではかったと推測スイソクされる
※漢字の全面廃止を求めて運動を続ける団体「カナモジカイ」もある。
当用トウヨウ漢字カンジヒョウ:1946ネン漢字カンジ無制限ムセイゲン許容キョヨウについての議論ギロンがなされて、戦後センゴ
内閣ナイカク告示コクジとしてシメされた
常用ジョウヨウ漢字表カンジヒョウ現代ゲンダイ利用リヨウされている。使ツカうべき漢字カンジ一定イッテイ目安メヤスであり、強制キョウセイショクはない。
外国人ガイコクジンタメ日本語ニホンゴ能力ノウリョク試験シケンのN1では2,000じ程度テイド漢字カンジマナんだ
学習者ガクシュウシャ位置付イチヅけられる。