HIDORO TEST

ハイドロテストとは、オープンウォーター講習で習った、
ダイビングタンクの耐圧検査のことである。


2004年6月、暇な朝に、軽トラがいきなりやってきて、、
『ハイドロテストは如何ですか?』との営業活動。
なんだ、、豆腐屋さんみたいだな、、と思いつつも。
どうせ、暇だし、やらなくてはならないことだろうから
ということで、即、ハイドロテストスタートとなりました。

今使用しているタンクは、3年前に検査を受けたもの。
フィリピンの規準はアメリカ・カナダと同じで
5年おきに耐圧検査が義務付けられている。
日本のでは、3年おきだ。この差がまた、微妙だな、、と思うのであるが、
やっぱり、日本の基準で検査は受けるべきだろうな、、と思ったのである。

さて、その耐圧検査。真児も美香も、目の前で見るのは始めて、
はたして、タンクたちはこの検査を無事に通過できるのであろうか?
その過程を、皆様にも紹介。

 まずは、ハイドロテストマシーンを
降ろすことからスタート。なんだか、
ぼろい機械だな、、というのが第一印象。
しかし、きちんとしたワーキングパーミット
団体からの営業許可証も持っていたので、
とりあえず、信じることに。
全部のタンクのエアを抜きます。
あ、、、せっかく全部フルタンクだったのに、、
せっかくチャージしたボートマンに悪いな、、
なんて、、思う真児であった。
まずは、タンクからバルブを取り外す作業。
これが、結構時間が掛かる。
すっかりバルブをはずされたタンクは
水を一杯にするのである。
外されたバルブは、お酢の中にしばらくつけられる。
思ったより塩がついていたりして、吃驚。
お酢にしばらくつけた後は、
歯ブラシを駆使して、綺麗に磨き上げる。
ドンドン塩が解けていくのがわかって
面白かった。
さて、水が一杯になったタンクには
圧力をかけるための蓋が取り付けられる。
いよいよ耐圧検査の始まり。
耐圧検査では、5000PSIという圧力を
タンクの中にかけるのである。
日本人が常用するのは、BARであり、大体200気圧は3000PSI
に相当する、だから、5000PSIというのは
320気圧ほどである。
この高圧をかけて、タンクが多少膨張するのは良い。
空気が漏れると、水が吹き上がるシステム。
上に水ボトルがついている。
内側から圧力をかけられた、タンクは、多少膨張するはず。
100mlほど、水が吹き上がれば合格。
それを超えるということは、タンクの中に圧をかけた水が
タンクからもれている、という証拠になるので
そのタンクは、使用禁止となってしまいます。
タンクを入れる容器も水で満たされています。
上から1本1本、入れなくてはならず、
結構大変な作業であった。
タンクを入れると、周りを密閉する。
結構頑丈なつくりである、、まあ、
確かに、320気圧もかけるのであるから
頑丈でないとな、、、
さて、ここからが本番。
電気でも使うのかとおもいきや、、、
一人ずつ交代で、手動にて、ポンプして
圧力をかけるという、非常に原始的でした。
見ていると、、本当に、大変、、
さてさて、、頑張ってメーターが上がってきます。
あと少しで、5000PSI,,,でも4500PSIから
5000までが一番大変そうだったな、、、

全タンク問題なく、終了。
そりゃ、まだ3年物だからね、、
でも、ちょっと安心した、真児でした。
耐圧検査が終わったら、今度は内側の清掃。
5回も洗いにかけられます。
検査を無事終了しましたとの
刻印を一本ずつ、打って貰います。
これで、次の検査は、2007年の6月までは
大丈夫なはず、、法定的には、2009年で
良いのですが、やっぱり3年おきにやるつもり。
すっかり洗いあがったタンクは、逆さまにして
丸一晩乾かします。
朝から、今度は、GOODダイブショップのスタッフで
内視検査。タンクの内側が汚れていないか、
傷がないか、キチンと乾いているかチェックします。
ここでは、乾電池を直列にして、豆電球をその先に
つける、原始的な道具が役立ちます。
すぐに、作ってくるスタッフは、凄いな、、と小さなことに感嘆。
バルブも綺麗に洗いあがって
後は、組み立てるだけ、、
検査の終わったtankから、
ラリーさんが最終チェック。
最後は、検査終了の証書を頂いて
今回のハイドロテストの終了。
はじめてみたので、結構面白かった。
そして、凄い肉体労働だな、、と思ったのが
正直な感想。