魚の覗き方

〜フィッシュ ウォッチングの奥義〜

 皆さんが快適で、楽しい水中活動ができるように奥義を披露


其の一 心構え

水中スペシャリストになるために、基本的な心構え

◎陸上生物である人間のあたし達は、ダイビングを通して、

水中生物の生活の場をあえて、覗かせてもらってるのだ。

なので、いつでも、水中に『お邪魔します!』の気持ちで入ろう。  

◎器材(ホース類)をキチンと固定し、中性浮力をとろう!

自信のない人、久しぶりの人は、

PADIアドバンス・コース』
『中性浮力スペシャリティコース』
『スクーバ・リビュー』

をお勧めします。

◎ゴミを海に捨てないように。 タバコの吸殻入れを用意しよう。


 其の二 便利グッツ

 いろいろな小道具があると、フィッシュウォッチングの世界は広がるぞ。

カメラ 

 手軽な値段でデジカメが手に入ることのあって、最近愛好者増えているが、

 思い出を残すにも、魚の記録をとるにもとっても便利。 魚への近づき方しだいで

 もっと、もっと、ステキな一枚が撮れるぞ。もちろん、水中マナーを守ってね。

水没にはくれぐれも注意。必ず、エントリー前にチェックするように。

残圧・50過ぎたら、もう撮らない。

夢中になりすぎて、エアー切れに注意。

虫眼鏡 

 最近、100円均一でも売っているよ。海で使うので、アクリル製がお勧め。

 これで、魚の表情まで観察だ! 遠視の人にもお勧めグッツ。

指示棒

 ガイドが、魚を示すのに使いますが、体を固定するためや生物観察に役立つ。

(もちろん珊瑚に刺さないように)

 しかし、扱い方間違えると、生き物達には、とっても危険な武器、

 むやみやたらに、魚をつついたり、かき混ぜたりしないように

使わないときは、固定して、ブラブラさせないのも、常識的マナー。

(珊瑚の上を引きずったり、引っ掛けたりしないように)  


其の三 魚への近づき方

 自分の体よりもはるかに大きい人間が急に近づいてきたら、

魚達だって怖いもの、コツをつかんで、

脅かせないようにソ〜っと魚に近づくべし。

◎潜降・着底するときは、場所をよく確かめよう。

 ウニや珊瑚の上へ落ちていったら、もちろん人間も怪我するし、生き物達も大迷惑・・・。 

 体勢は、やや前かがみになり、(タンクの重みで、お尻から落ちないように) 

 足を上下に開いて、(潜降速度をコントロール)下を確かめて、砂を巻き上げないように。 

 潜降ロープを使うのもよい。基本的に着底時の体勢は、膝立ちが望ましい。

◎水中では、中性浮力を最大限に披露しよう!!!

 泳ぐときは、両手をブラブラさせずに、体は、水平をキープ。キックは、フィンを利用して、

 お水を挟むように、力を抜いて、腿から、大きくゆっくり蹴りましょう。 

 しかし、止まりたい時は、足をバタバタさせてはダメ〜!砂は撒くし、周りの物も壊れます。

 肺とBCのコントロールを駆使して、ストップ。 止まりたい時に、ドロップオフの壁や、

岩の一部を軽くつかんで、体を固定するという方法もあり。 

くれぐれも、珊瑚をつかんだり、壊したりしないように、心がけたい。 

  体をバタバタしていたり、呼吸が乱れて荒れている排気エアーで、魚は驚きます。

 水中での魚への近づき方は、イメージとして、忍者のように息を潜めて、忍び足・・・。

◎立ち去るときは、後、濁さず・・・。

 魚を観察してその場を立ち去るときに、バタバタとキックしては、観察者としては失格。

 その場にいた魚は、驚くし、次に見る人にまで影響があります。

 去る時は、浮力を利用して浮いてから去るか、自分の体を押してその場を

離れてから、キックし始めましょう。 


其の四 カメラを使ってもっと近づく

 上手な写真を撮るためには、魚を動きを読むことが必要不可欠

ワイドを撮る

 珊瑚やソフトコーラルなどの景色系は、やはり太陽光が十分入るのを考慮して撮影したい。

 バラクーダやギンガメアジなどの群系は、魚の動きを予想して、魚の正面から回り込めれば、

 迫力のある写真が撮れます。 しかし、水中で魚たちと追いかけっこしても、人間がかなうわけ

 ないので、群への寄り方のコツは、無理やり後ろから、追わないことです

エアーを吐きながら、追いかければ、魚たちも警戒して逃げます。

しかも、後に続く他の人達も見逃す・・・。

  あせらず、上手に間合いを詰めていけば、けっこう近くまで寄ることができます。 

 特に流れに逆らうときなどは、呼吸も乱れるので、ドロップオフの壁に掴まりながら、

 少しずつ近づいて行き、魚の前に回りこんで、良い構図をおさえよう。

マクロを撮る

 ハゼのような、神経質な魚を撮る時は、ひときわ、用心深く近づきたい。

 いきなり、上から覗き込むと引っ込むのも多いので、下の方から、(もしくは横から)

 ほふく前進しながら、 少しづつ近づこう。

 排気エアーだけで、引っ込んでしまうのもいるので、呼吸は最大限にコントロール。

 デジカメはマクロモードで。目にピントがあえば、いい表情が撮れるのだ。


以上を守り、模範ダイバーとして素敵な水中活動を・・・